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CEATEC Japan 2004 レポート 液晶・プラズマテレビに待った!(3ページ目)

「安さ」で急浮上!「第3」の薄型大画面テレビ、「リアプロジェクション」が各社から製品化!? 「CEATEC 2004」から、最新動向をレポート! コンパニオン・フォトギャラリーもお見逃し無く!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

■ビクター

概要

写真は、ワイド70V型(参考出品)。 現在、反応を見ながら、商品化の予定を検討中との事。 この大きさの液晶、プラズマテレビは存在しない事を考えると、興味深いが・・・

 

北米では既に、61V型、51V型を発売。 店頭価格の目安は:

61V型(US$4,300)、51V型(US$3,300)。

1インチ7,000円台。 日本国内への投入も期待したい。

 

薄さ

写真は52V型の側面。 薄さ(奥行き)は40cm程度。 

62V型は、47cm。

 

画質

ビクターの特徴はなんと言っても、独自に開発を続けている『D-ILA』素子を利用している点。 D-ILA素子は、映像を構成するドット間の隙間が狭く、DLPや液晶(透過型)方式のリアプロジェクションテレビ、直視型の液晶やプラズマテレビよりも、「しっとり」とした映像を得ることが出来る。 (ドットが目立ちにくく、映像の明るさでも有利)

リアプロジェクションテレビで心配だった画面のムラ(4隅が暗くなる)や視野角は他社製品と同様、リアプロジェクションテレビとは気がつかない出来映え。

精細さについては、1280x720画素のD-ILA素子を3個搭載し、ハイビジョン対応で、最新の液晶やプラズマテレビと同じレベル。 

サンヨーと同様、画面を映すスクリーンの表面はツヤ消しタイプで、照明の映り込みも少なく、一般家庭に設置しても安定した映像が得られるだろう。 

 

その他・まとめ

海外ではJVCブランドで知られるビクター。 リアプロジェクションテレビの歴史も長く、マーケットシェアもトップクラスで、実績は充分。 是非日本でも商品化を期待したい。

 

目次

サンヨー ビクター (このページ)ソニー三菱付録: コンパニオン・フォトギャラリー
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