■サンヨー
概要
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写真は、ハイビジョン対応のワイド55V型、LP-55WR1。
メーカー希望小売価格は、577,500円。 税抜きなら、ちょうど「1インチ1万円」という価格設定。
2004年12月1日に発売予定。
スペックなどの詳細情報はこちら→(プレスリリース)
薄さ
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薄さ(奥行き)は40cm。 (地上波アナログチューナー内蔵)
液晶やプラズマテレビは、パネル厚が10cm程度であるが、壁掛けにしない限り、テレビ台が必要となるので、実際の設置性はあまり変わらない。
画質
まず、リアプロジェクションテレビで心配だった画面のムラ(4隅が暗くなる)が皆無で驚きました。 左右、かなりの角度から見てもコントラストの変化は少なく、上下から覗き込むような無理をしない限り、リアプロジェクションテレビとは気がつかない出来映え。 改めて、リアプロジェクションテレビの進化を感じる事が出来ました。
広報担当の方にお伺いしたところ、同社のフロントプロジェクター開発チームが手掛け、長年培われてきた技術が活かされている・・・という事で、納得。
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家庭用では、LP-Z2が専門誌でも高い評価受け、常に売れ筋ランキングの上位にランクインする等、フロントプロジェクターでは、人気、実力の高いサンヨー。
写真は、現在発売中の
フロントプロジェクター サンヨー LP-Z2
(2004年10月15日には、後継モデルLP-Z3を発売予定。)
精細さについては、1280x720画素の液晶素子を3個搭載し、ハイビジョン対応で、最新の液晶やプラズマテレビと同じレベル。
画面の明るさ、コントラストも充分。 冒頭の写真の通り、明るい場所に設置されている事でも、その自信がうかがえる。 画面を映すスクリーンの表面はツヤ消しタイプで、照明の映り込みも少なく、一般家庭に設置しても安定した映像が得られるだろう。
その他・まとめ
電源を切ってから4分以内に、再度電源を入れると、すぐに映像が出る「クイックオン」機能が新しい。
通常、プロジェクション方式の場合、誤って電源を切ってしまうと、再び映像が出るまでに暫く待たされるので、「クイックオン」機能は地味ながら、「普通のテレビ」として使うには重要な機能になりそうです。
説明をお願いした広報担当者の話では、まず業務用として販売をメインに、家庭用としての拡販は反応の見ながら検討する・・・と控えめでしたが、映像のクオリティーに加え、「クイックオン機能」など、家庭での使い勝手も考慮されているので、大型のプラズマや液晶テレビの購入を検討中の方は、「第3」の選択肢として候補に入れてみれは如何でしょうか?
■目次
サンヨー (このページ)
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三菱
付録: コンパニオン・フォトギャラリー