
高速道路の休日割引は3連休も対象外に。
2025年度(4月~)は、3連休も割引の対象外に
「休日割引」は、ETCを搭載した普通車や軽自動車を対象に、地方の高速道路料金が30%割引になる制度です。これまで土日や祝日に適用されていましたが、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの大型連休期間中は割引が適用されませんでした。今回の見直しでは、2025年度以降、これまでの除外日に加えて3連休も割引の対象外となります。具体的な除外日は次の通りです。
◾️2025年度の休日割引が対象外となる日 これにより、成人の日(1月第2月曜日)、海の日(7月第3月曜日)、敬老の日(9月第3月曜日)、スポーツの日(10月第2月曜日)などを含む3連休では、休日割引が適用されなくなります。お出かけや帰省の際に割引を活用していた人にとっては、実質的な負担増となりそうです。
高速道路は、大型連休中になると交通量が大幅に増え、長時間の渋滞が発生しやすくなります。今回の休日割引の適用除外は、混雑を緩和し、交通を分散させることを目的としたものですが、「お得に移動したい」と考える利用者にとっては影響が大きいかもしれません。
NEXCO東日本など高速道路各社は、今後も高速道路の利用状況を見ながら、休日割引の適用日や内容の見直しを検討するとしています。これから旅行や帰省を計画する際は、高速道路の料金や混雑状況を確認し、よりスムーズでお得な移動方法を考えることが必要になりそうです。
出典
NEXCO東日本「2025年度における休日割引適用除外日のお知らせ」