
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、愛媛県に住む36歳男性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【愛媛県在住36歳男性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:薬局職員
・世帯年収:900万円
・貯蓄額:300万円
・家賃(住宅ローン):8万円
・間取り:2LDK
・食費:6万円
・交際費:3万円
・電気代:1万8000円
・ガス代:8000円
・水道代:0円(家賃に含まれ、定額制)
・通信費:1万円
・車にかかる維持費:1万円
・毎月貯蓄に回している額:5万~10万円
真っ先に削った支出は外食費と交際費
物価高によって、家計は「やや影響を受けている(工夫や我慢が必要)」と回答した男性。
「何もかもが値段が上がっており、今まで安くて買いやすいと思っていたものを、別の商品に置き換えたり、値段をよく見たりして購入しなければ、気が付いたらすごく高くなっている事が多い。そのため、調べたり考えたりすることがすごく増えて、それを負担に感じる」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、男性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は「外食費と交際費」だといいます。月2万円ほど出費を抑えることができたそう。
「知人らと交流する際に、飲み会ではなく、気軽なカフェや、フードコートなどの、低価格で済む場所を選ぶようになった。また、なるべく重要でない交流は断るようになった」
外食費と交際費から見直した理由は「自炊をして節約を考えたり、交流を減らして、なるべく大きな食費や飲み代が、かからないようにしたいと考えたから」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「いつもよりも、手元に残るお金が多くなったように感じた。そのため、貯金に回す事ができて、貯金を続けることができている。交流が減ったことで、以前よりも生活時間にゆとりが生まれているように感じる」
「気楽で快適に過ごしたいと思っているから」
工夫して物価高から家計を防衛している男性ですが、一方で「これだけは譲れない」支出があるといいます。それが「電気代」です。
「部屋が寒かったり、暑かったりして、居心地の悪い空間で過ごすことが耐えられないと感じている。家に居る時間は、気楽で快適に過ごしたいと思っているから」
物価が上がる中でも、居心地の良い暮らしを大切にしようとする男性の心情がうかがえます。
最後に、今後も物価や社会情勢の変化が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「今まで当たり前のように行っていた贅沢なものの購入や食費をしっかりと見つめ直したい。贅沢か必要かを考え、必要なものだけに絞っていきたいと思っている」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






