
物価高が続いており、2026年8月に値上がりした飲食料品は2300品目を超えました。食費の高騰が家計に与える影響は決して小さくありません。この苦しい状況の中で少しでも出費を抑えるためには、どのような工夫があるのでしょうか。
All About編集部は全国200人を対象に「物価高時代の食費のやりくりや工夫」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、千葉県に住む30歳女性の節約テクを紹介します。
月に1000円から2000円ほど節約
【回答者プロフィール】
・年齢:30歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:3人
・雇用形態:正社員
・職業:研究職
・世帯年収:800万円
・貯蓄額:30万円
【1カ月の主な支出内訳】
・家賃:16万円
・食費:6万円
・交際費:3000円
・電気代:1万円
・ガス代:5000円
・水道代:1万円
・通信費:5000円
・車の維持費:4万円
・毎月貯蓄に回している額:5000円
物価高の影響を聞くと、「やや感じる」とのことで、1年前と比べて1カ月当たりの食費は2000円から3000円ほど増えたといいます。困っている食材の1つがミニトマトです。
「毎日のビタミン摂取に1個ずつ食べているが、値段の割に個数が少ないため、結構負担になりつつある」
では、どのように対応しているのでしょうか。食費を抑えるための工夫は至ってシンプルです。
「特売の商品を集中して買うこと、傷みつつある値引きされた野菜を買ってすぐ使うこと、店は午後に行くことを心掛けています」
この工夫で月に1000円から2000円ほど節約になるといいます。
さらに活用しているのが「ミックス野菜」。期限が近づくと半額で売られるとのこと。
「野菜の組み合わせを考えずに使えるので率先して買っています」
実際に、ミックス野菜を使ってどんなレシピを作っているのか尋ねると、「焼肉のタレと豚ロースで作った野菜炒めです。豚バラも値段が高いので、最近は薄切りの豚ロースで代用しています。同じミックス野菜で焼きそばも作っています」と教えてくれました。
家族仲が良くなる“プチご褒美”
食費を抑える工夫を凝らす一方で、我慢ばかりの節約生活では息が詰まってしまうもの。たまのリフレッシュとしてどのような「プチご褒美」を取り入れているのでしょうか。
「ミスタードーナツで売っている、期間限定のドーナツ。商品の切り替え時期にしか出ない材料を使い切るためのドーナツです。赤ちゃんとお散歩したときについでに買います。車の免許を持っていないため、外出自体が貴重です。夫へのねぎらいも込めて家族分のドーナツを買うと、家族仲が良くなっているようです」
このように、食費を抑えつつも楽しむ時間は忘れない彼女には、「これだけは譲れない」という食費のポリシーがあります。
「野菜をしっかり摂取するために買い控えをしないようにしています。赤ちゃんの離乳食には、取り入れられるものを優先して買っています」
今後目指したい暮らしについては、「隙間時間を可能な限りポイ活などで収益化して、ちょっとでも家計の足しにしたいと思っています」と教えてくれました。
大切なものを見極める姿勢が、物価高の時代を乗り切るために必要なのかもしれません。
<調査概要>
物価高時代の食費のやりくりや工夫
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年5月27日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:60人、女性:136人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






