
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、東京都に住む40歳女性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【東京都在住40歳女性、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:契約社員
・職業:介護施設の職員
・年収:200万円
・貯蓄額:0円
・家賃(住宅ローン):6万円
・間取り:1K
・食費:2万円
・交際費:2万円
・電気代:5000円
・ガス代:0円
・水道代:3000円
・通信費:5000円
・毎月貯蓄に回している額:0円(マイナスの状態)
真っ先に削った支出は食費
物価高によって家計は「とても影響を受けている(生活に支障が出ている)」と回答した女性。「元々稼げる仕事ではないところに転職してしまったので、物価高騰の打撃をしっかりと受けてしまいました」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、女性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は「食費」だといいます。「おかずの野菜を減らしたり、外食を控えたりする」ことで、月1万円ほど出費を抑えることができたそう。
「なるべく汁物を作り、おかずが少なくても満腹感を増やします。外食は誰かといるときや、やむを得ない場合のみにしています。1人のときは基本自炊をして家で食べています」
まず食費から見直した理由は「他の支出は削れなかったので。ガスや電気は元々あまり使っていないし、通信費は変えられないし、交際費は、自分一人の意向で減らせないので」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「なるべく家で食べるので、精神的に食事が義務感になってしまった。なるべく周囲には節約を悟られたくないので、反応はまだないです。職場ではお弁当を食べていますが、見せないように食べています」
行かなかった後悔は取り戻せないので
工夫して物価高から家計を防衛している女性ですが、一方で「これだけは譲れない」という支出があるといいます。それは「ライブのチケット代や食事代」です。
「そのライブはそのときにしかやらないので。最初は厳選したり、行かなかったりしました。でも、行かなくて後悔するよりいいし、行かなかった後悔は取り戻せないので」
厳しい家計のやりくりの中でも、こよなく愛するものを守ろうとする女性の姿勢が垣間見えます。
最後に、今後も物価高が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「特別高いものを食べたり、ブランドものを欲したりするわけではないです。食べるものや買うものを、値段を見てから決めたり諦めたりしたくないと思っています」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






