ボランティア/ボランティア関連情報

ボランティアセンターに行ってみよう!

ボランティアをしてほしい人と、したい人とをつなぐボランティアセンター。ボランティアに関する情報が豊富に揃っています。子連れでも気軽に利用できますので、一度のぞいてみませんか?

筑波 君枝

執筆者:筑波 君枝

ボランティアガイド

ボランティアを募集している人としたい人をつなぐ

相談窓口
ボランティアに関する様々な相談にのってくれるボランティアセンター。子育て中の人でも立ち寄れる工夫もされていますので、気軽に足を運んでみよう!
ボランティアセンターは、ボランティアや市民活動に関心を持つ人に、情報提供や相談、講座や学習会の開催などを通して、ボランティアや市民活動の推進・支援を行っています。略してボラセン、ぼらせんと呼ぶこともあります。

「ボランティアって、どうやって始めればいいの?」
「やってみたいけれど、まずは、どんな活動があるかを知りたい」
といった相談にボランティア・コーディネーターがのってくれ、様々な情報を提供してくれます。

文字通り、ボランティアを探している人としたい人をつなぐ機関です。もちろん、役割はそれだけではなく、ボランティア入門講座などの学習会の開催、市民活動に関する調査研究、会議室や印刷機の提供など多岐に渡ります。

ネットでも見つからない小さな情報も充実

広報紙
地域のボランティアセンターが発行する広報紙は、地元のボランティア情報の宝庫です。
ボラセンは、大きく都道府県の運営と、区市町村が運営するボランティアセンターに分けられます。これとは別に民間の運営や、自治体と民間とで運営するNPOセンターや市民活動支援センターもあります。

いずれもボランティアを支援する機関であることには変わりはありませんが、提供される情報の内容が多少違ってきます。

地域に密着した活動の情報なら区市町村に設置されているボランティアセンターが、住んでいる地域以外の情報や広域に渡る活動なら都道府県のボランティアセンターのほうの情報が多く集まる傾向があります。

たとえば、福祉分野では、障がいを持つ人自身が生活のサポートをしてくれるボランティアを募集することがありますが、こういった細かい情報を得ようとしたら、地元のボランティアセンターがおすすめです。

逆に東京でいえば、国際協力NGOなどの事務局は都心近くに集中していますので、地元のボランティアセンターでは情報が得にくいこともあります。地元の情報なら地域のボランティアセンター、会社や学校の帰りなどにと考えているなら、都道府県単位のボランティアセンターに足を運んでみるといいでしょう。

個人情報の問題もあって、ネットでは探せないような小さな情報も網羅されているのがボランティアセンターの強み。実際に足を運んでこそ得られることも多いのです。

具体的な相談の有無にかかわらず、まずは、ふらりと立ち寄ってみるだけでも、もちろん、OK!「センター」なんて聞くと、ちょっと敷居が高そうなイメージかもしれませんが、多くの人が利用しやすい工夫や配慮がされているんですよ。次ページではそんな様子をご紹介しましょう。
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