ボランティア/ボランティア関連情報

雪国からのSOS!除雪ボランティア大募集中!(2ページ目)

例年にない大雪に襲われた日本海側を中心に、連日、ニュースをにぎわす雪の被害。除雪作業に追われる雪国からは、「地元だけではどうにもならない!」と、ボランティアを求めるSOSが寄せられています。

筑波 君枝

執筆者:筑波 君枝

ボランティアガイド

除雪ボランティア必携の7つ道具

1月7日、飯山市の高齢者宅で作業を行う除雪ボランティア。(写真提供・長野県ボランティア地域活動センター)
ボランティアの担当は、玄関前や屋根から落ちた雪の片付けなど、家の周りが中心。屋根の雪下ろしなど危険な場所は、ボランティアにはほとんど依頼されません。とは言っても、雪の中の作業は常に危険が伴います。地元での指示を守り、単独で動かない、無理をしないなどを心がけ、普段以上に注意深く行動することが大切です。特に雪に慣れない地域に住んでいる人は、自分が雪に対して素人であることを自覚し、充分に気を付けて参加してください。

では、実際に、除雪ボランティアに参加する際に、何を準備をすればいいのでしょうか。必携の7つ道具をまとめました。

●除雪ボランティア必携の7つ道具
・防寒用具上下(スキーウエアなど)
・手袋
・長靴
・タオル(数枚)
・着替え
・食料、飲料(受け入れ先から支給されることも)
・保険証(もしくはそのコピー)
※雪かきに必要なスコップ、スノーダンプ、かんじきなどの用具については、貸してもらえるかどうか事前に必ず確認して下さい。マイスコップをお持ちの方は、ぜひ持参しましょう!

雪国に縁がない人間が意外に思うのは、除雪活動は想像以上に汗をかくという点。防寒着を着ての重労働になりますので、シャツや下着が汗で汚れることもあるそうです。タオルは数枚、着替えは下着を含めて用意しましょう。スキーウェアなどを持っていないときは、各団体に相談してみてください。

しつこいようですが、くれぐれも安全と健康に配慮して参加してください。各団体から案内があると思いますが、作業をする際には、必ずボランティア保険に加入をするようにしましょう。

除雪ボランティアを募集している自治体・NPOの情報は、リンク集「除雪ボランティア情報2006~雪国からのSOS! 除雪ボランティア募集中!~」にまとめました。ボランティアの受け入れ状況や天候に応じて、募集情報は日々変化しますので、最新情報は、直接各受け入れ団体へお問い合わせください。

【関連記事】
二度目の新年を迎えた中越地震被災地の“今”……ガイド記事より。大雪の中で新年を迎えた被災地では、現在もボランティアを募集中です。
列島ブルッ、暖冬予報が一転、さむ~い冬! ……All About よくわかる時事問題から。なぜ、今年はこ~んなに寒いの? 時事問題に精通するガイドが解説。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます