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マニュアルでは突破できないお受験面接(2ページ目)

面接はペーパー、行動観察と共に幼稚園・小学校受験の三大要素。子どものテストであると同時に親のテストでもある。これを切り抜けるにはマニュアルにプラスアルファが必要となる。

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド

面接では相手を尊敬する気持ちを持って臨む

面接に向かう親子
面接には相手を尊敬する気持ちを持って臨むのが当然
例えば入室した際に面接官に向かって挨拶するが、手順ばかり気になって相手の目を見て挨拶できていなかったり、面接官より先に頭を上げてしまったりないようにする。これも形としてそうするのではなく、自然な気配りの結果でありたい。

そうすれば、たとえ予想外の展開になってもカバーできるはず。むしろ好感を持ってもらうことさえできるかも知れない。

次のような場面を想像して欲しい。

面接官:次の方、お入り下さい。
保護者:はい。失礼します。
保護者:(続けて「○○」とその両親でございますと言おうとしていたところ……)
面接官:前の方に時間がかかってしまい、お待たせしてました(と予想外の言葉をかけられる)
保護者:(緊張していたので待たされたことも気づかなかった。そこで「おかけ下さい」と言われたと勘違いし、着席してしまった)

手順だけを追っているとこのような間違いを起こしてしまう。相手の言葉をしっかり聞いていれば「お気遣いありがとうございます」と返せただろう。

相手を面接官だと考えずに子どもの先生だと思って接すれば、必然的にどう行動したらいいか分かるのではないか。ぜひマニュアルにこのような気持ちをプラスして、面接を無事乗り切ることをお願いしたい。

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