入学願書は家庭の顔 |
願書は家庭の顔
願書を事務的な手続きのための書類と考えていると大間違いだ。面接の際に願書に基づいて質問がなされるのだから、これは家庭の顔とも言える大事な物な のだ。したがって、「基本的な体裁に誤りがなく読みやすい」というのは大前提。つまり
■下書きをし誤り防止……記入前の白紙の状態でコピーを取り下書きに使う。修正液や二重線での訂正は恥ずかしいことと心得る
■記入上の注意を守る……記入上の注意を熟読して記入例を参考にしつつ、間違いのないように記入する
■押印漏れを防ぐ……押印の目印に付箋をつけたり、あらかじめ押印しておくなど漏れのないようにする
■冗長な表現を避ける……多数の願書に目を通す人の立場に立って、丁寧すぎる表現や冗長な表現は避ける
といったポイントに注意を払いたい。
指示をきちんと守って記入しようと思ったら、募集要項の記入上の注意が分かりにくく書かれていたなどという場合もある。それは「指示を見落とさない人を選別している」ということもあるのだと思って欲しい。
記入する文字の大きさや行数も気になるだろうが、印刷された文字の大きさと欄の空間に比べて、バランスが取れないほど大きすぎる字や小さすぎる字とならないようにしたい。
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