字幕に見つけた意外な効用

アナログ文字放送は2007年3月で終了してしまった。しかしながら文字放送の方式を使った字幕放送はまだ続けられている。そして急速に普及している地上波デジタルテレビにも字幕放送の機能がある。

わが家では大河ドラマを見る際など「字幕」ONにして見ている。元々はドラマの最中に会話を始めると台詞が聞き取れなくなるため、試しに字幕を表示させてみたことから始まった。
字幕入り放送画面
地デジの字幕で漢字の勉強。意識すればいつでも学習はできる

字幕を表示すると思わぬメリットに気がついた。何気なく聞いていた台詞の中の固有名詞などが漢字で表されると「ふーん、ああやって書くんだ」と子どもが納得するのだ。

これは歴史の学習にぴったりだと直感した。中学入試問題では解答に漢字指定されることが多い。歴史物の番組で繰り返し文字を目にしていると、気づかない内に漢字を覚える効果がある。

歴史に限らず教養番組やニュースでも同じで、社会・理科の周辺知識を自然にインプットすることができる。お手持ちのテレビでぜひ一度試していただきたい。

オススメの字幕放送つき番組

字幕放送の充実度はやはりNHKが一番で、地上デジタルだけでなくBS放送でも対応番組を流している。NHKのホームページで字幕付番組だけを探すことができる。 「NHK番組表」を利用するといいだろう。検索画面で字幕のボックスにチェックを入れると字幕付放送がリストアップされる。

いくつかお薦め番組をリストアップしておく。放送日時は新聞の番組表やNHKのホームページで確認して欲しい。

チャンネル番組名
デジタル総合風林火山
BShi義経
BS2ダーウィンが来た!
BShiシリーズ 大自然の目撃者 シートン動物記の世界
BShiアインシュタインの眼
BS2産地発!たべもの一直線
デジタル総合シリーズ世界遺産100
デジタル総合ニュース(午前6:57、午後7:00など)

フラスコ
実験はNHK教育テレビ。他局では追いつけないほどの差がある
なおデジタルハイビジョン対応のDVDレコーダやハードディスク内蔵デジタルテレビなら、録画でも字幕が表示可能。したがって都合の良い時間に見ることができる。

受験生である6年生ともなると、なかなかテレビを見る時間がとれないだろうから、中学年ぐらいから利用するといいのではないか。またNHK教育テレビでは学校向けの各教科に合わせた番組も放送している。この中で理科の実験などは自分でやらなくても、結果が目に見えるため字幕の有無に関わらず見る価値がある。併せて利用しよう。

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