運動能力をチェック
ペーパー対策は始められていることでしょう。しかし、忘れてならないのは運動面です。直前にやっても身に付かないので、今のうちにチェックして、苦手なようであれば、親子で一緒に遊びながら身につけましょう。運動学の観点から運動行動には段階があるとされています。つまり
反射運動
つかむ
基本運動
手を伸ばす、つかむ、離す
協応運動
つかむ、投げる
熟練運動
でんぐり返し、逆上がりなど
以上の4段階です。この中で反射運動・基本運動は日常生活で自然に身に付くものですが、それ以後は意識しないと身に付きません。「クマ歩き」が国立小の入試に出るのも、その点をチェックしていると思われます。
協応運動としてはボール投げがいいでしょう。大きすぎず小さすぎないハンドボールくらいのボールを投げて受け取るところから始めましょう。ボールは落とすと思わぬ所へ転がります。転がる先を予想して取りに行くのもいい練習になるはずです。
縄跳びもいいですね。跳びは熟練運動にあたります。一人縄跳びは難易度が高いので、他の人が回す縄を飛ぶ、大縄跳びが適しています。タイミングを見計らって飛ぶというのは高度な運動能力を育てます。
時間が掛かっても我慢してできるまで待ちます。とにかく最後の部分だけでも自分でやらせ、できたら「すごいね。できたね!」と誉めれば次からも自分でやろうとするでしょう。
「どうして~なの?」と疑問を口にしたら、「どうしてだと思う?」と一緒に考えてやって下さい。幼児に理屈を説明しても理解出来ないので、それよりもあれこれ考えることが思考力を育むのです。
季節の行事については、毎月できるものはどんどん家庭に取り入れて下さい。季節感は子どもが家庭でどんな生活をしているかを表す、とても大事なものですから。
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ボール投げは協応運動の練習に最適 |
縄跳びもいいですね。跳びは熟練運動にあたります。一人縄跳びは難易度が高いので、他の人が回す縄を飛ぶ、大縄跳びが適しています。タイミングを見計らって飛ぶというのは高度な運動能力を育てます。
自分でやる意欲を育てる
どんな状況でも慌てない対応力を育てるには、何でも親がいちいち指示してやらせていてはいけません。「お母さん、これやってー」というようでしたら「どうしたらいいと思う?」と尋ねてみましょう。それでも困っているようならヒントを与えて、自分でやらせます。時間が掛かっても我慢してできるまで待ちます。とにかく最後の部分だけでも自分でやらせ、できたら「すごいね。できたね!」と誉めれば次からも自分でやろうとするでしょう。
「どうして~なの?」と疑問を口にしたら、「どうしてだと思う?」と一緒に考えてやって下さい。幼児に理屈を説明しても理解出来ないので、それよりもあれこれ考えることが思考力を育むのです。
季節の行事については、毎月できるものはどんどん家庭に取り入れて下さい。季節感は子どもが家庭でどんな生活をしているかを表す、とても大事なものですから。
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