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【幼児教育】 心の育て方(2ページ目)

小学校入試問題で行事や季節の生き物などについて出題される狙いはなんでしょうか。幼児教室の先生のご意見も聞きました。

高橋 公英

高橋 公英

学習・受験 ガイド

学生時代に家庭教師や塾講師を経験。わが子の受験をきっかけとして教育に興味を持つ。親の視点から教育界の現状を分析し、ネットメディアや雑誌に記事を執筆。現在は進学塾ではない「寺子屋」で子どもと遊び、学習指導をしている。子どもの二人が東大生。

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《幼児教室に通うという事》


 少し前に 「藤の花が 美しい時期ですから お子さんに見せておいて下さい。」と、お母様方に話しました。

すると、あるお母様から 「それは、藤の花を覚えさせるってことでしょうか?」との質問がありました。

 少し短絡的ではありませんか? 私としては 今だけ咲く美しい花を お子さんと一緒に楽しんだり驚いたりして欲しくてお話したことです。

都会にいると 四季の移り変わりも 探さないと視界から外れてしまう事も多いと思います。

「藤は春の花よ。覚えてね。」 だけでは 何も育まれません。

受験をする、しないにかかわらず 四季のめぐみを 一緒に喜び合える生活をさせて欲しいものです。

今だったら ツバメの親子が見られますね。 アジサイも色づいてきました。

また、どこの幼児教室で学ぶにしろ、授業で習うことはほんの一例でありきっかけにして日々の生活を見直して欲しいと思います。

そうでないと 教室に通う回数や時間を増やしても 不安が増すばかりではないでしょうか?

****杉山先生 教室メモ****

幼児教室で習うことを表面的に捉えるのではなく、そういった物がひとりでに身に付くような生活を送ることが自然体の幼児教育だとおっしゃっているように感じます。
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