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3校共に入試説明会と授業参観がセットになっていましたが、自由に見て回れる学校と、昨今の学校での事件を受けて、先生が引率する学校とありましたが、どちらも一長一短です。自由に見られる方が校舎を隅々まで見ることができますが、一方引率の先生がいれば、その場で質問もできますし、様々なエピソードを聞くこともできます。
説明会で強調されるポイントは、実は学校案内にもそのように書かれています。ですから面接で志望動機などへの回答はそちらを参考にすれば良いわけで、説明会に出なければならないというものでもありません。しかし「今年の考査はこのような感じで行います。」といった情報が提供されるケースもあります。
私が見学会で重要だと感じたのは、やはり授業です。教育方針やカリキュラムはどこの学校も立派なものを持っています。それを実現するのは先生方の力です。ですから授業中の子供の様子や先生の力量を、できるだけ沢山の教室を回って感じ取って来ます。
低学年では、子供達を押さえつけずにでもきちんとリードしていけるかを見ます。高学年では授業内容が教科書に対してプラスアルファがあるかどうかを見ます。すると不思議と学校の特色が良く見えてきます。
お行儀が良く優等生的な生徒が多いと感じる学校と、元気で間違いを気にせず活発に発言する子供が多い学校など。
校舎や設備の新しさなども見ますが、それよりも自分の子供がこの教室に加わって授業を受けているところを想像し、しっくりする学校が相性のいい学校であり、良い相性の学校が合格しやすい学校だと思います。それこそが志望校選定のポイントと言えるのではないでしょうか。
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