説明会の初めは学校の沿革と5つの目標で特色がよく分かる、校長先生の説明でした。また池田小の事件に触れ、ガードマンが登校時間中に立つことと、授業時間中は校門を閉じ、オートロック式の通用門を利用することなど一足早く採った安全対策の説明もありました。
2002年度のゆとりカリキュラムに対し、4年生までは週に4時間多く、高学年では6時間多く、基礎学力の維持に必要だからとの説明でした。授業参観では気づきませんでしたが、高学年ではオリジナル教材を使用するそうです。昨年から始めた卒業生の父母へのアンケートでも学力に関して満足しているという回答が第一位だったとのこと。
英語教育も取り入れられていますが、国際理解の一環として考えているとのことで、英語がペラペラになるわけではないそうです。
水泳は小学校のものではないですが、学園の温水プールで一学期中にやってしまいます。
他に特色としては仏教の行事がとりいれられていること(仏教系ですから当然)福祉関係の教育にも力をいれていることが挙げられます。また2002年度からも授業時間は削らないという力強い言葉がありました。隔週5日制で、給食があり学園内の食堂で作っているので作りたてが食べられるそうです。
生徒の2~3割が系列中学へ進学し、他の生徒は中学受験をする。高学年では受験を意識した補習も実施と指導も行き届いているようです。最近の中学進学実績もそこから来るのかも知れません。
子供達が喜ぶ学校行事も多く取り入れており、運動会と遠足が春と秋に2度あります。5,6年はスキー教室があり、水泳同様専門のインストラクターが指導するようにしています。
最後に学校生活をスライドで紹介するはずでしたが、パソコンとプロジェクターの接続が上手く行かずキャンセルとなりました。昨年も同様の失敗があったとのこと。普段使い慣れない短大のホールだからでしょうか。 替わりにFAQが説明されました。
・面接は両親揃う必要はなくどちらか一方でよい入試はペーパー試験を20~30名のグループ毎に実施するが、年齢相応の発達が見られれば良い。テスト対策に明け暮れ、年齢に相応しい生活体験の不足は良くない。のり、はさみなど使えない子は困る。マナーなど常識も重視する。
・片親でも不利になることはない
・兄弟姉妹優遇はボーダーラインではあるかも
・男女はほぼ同数。特に枠は設けていない。
・月齢の配慮はしない。
・通学時間制限なし。2時間の子もいる。
・編入試験は定員に空きがある場合、4年生まで毎月試験。現在空きなし。
内部進学は12月に行われる試験で一定の成績に達していればOKで、昨年度は全員が合格したそうです。