今回はアツ子さん(仮名・52歳)という女性に、50代からの日用品の選び方のコツをうかがいました。
「アツ子」さんは、今まで、日用品は「壊れたら新しいものを買えばいい」と思っていたそうですが、最近はいろんなことを考えるようになったそうです。以前と比べてどのように変わったのでしょうか。また、「買って良かった!」と思ったものはどんなものなのでしょうか。
アツ子さんが日用品を買うときに重視するのは「長い目で見て節約につながるか?」
アツ子さんが日用品を買うときに重視するのは「長い目で見て節約につながるか?」だそうです。買って良かった日用品を教えてもらいながら、どんな点が節約になるのか教えてもらいましょう。●買って良かった日用品1:金属製のバケツ
バケツといえば、ブリキ製とプラスチック製があります。プラスチック製は、値段が安いうえ、軽くて取り扱いが楽というのが特徴です。一方、金属製バケツは、スチールやステンレス、ブリキなどの金属でできています。表面が加工されているため錆びにくくなっており、耐久性が高いという特徴があります。
金属製はプラスチック製に比べて「重い」「値段が高い」という点があるので悩みましたが、火気に強く、焚き火に使えるのが魅力でした。「焚火……なんてするの?」と思われるかもしれませんが、災害が起こったときなど、廃材を入れて「バケツコンロ」として暖をとったり料理したりできますよね。その点が金属性のバケツを購入する決め手になりました。
●買って良かった日用品2:ステンレス製のピンチハンガー
洗濯物を干すときに使うピンチハンガーも、バケツと同じくプラスチック製とステンレス製のものがあります。
プラスチック製のピンチハンガーは、日光にさらされるため洗濯バサミ部分が劣化して、今まで何度か買い替えをしていました。
ネットでピンチハンガーを探していたら、ステンレス製のものを見つけました。いつものプラスチック製は近所のホームセンターで500円ほど。一方、ステンレス製は2000円ぐらいで4倍もします。やめておこうとも思いましたが、貯まったポイントがあったので購入することにしました。プラスチックのように経年劣化しないため、大切にして一生使えたらと思っています。