大掃除の時間が取れない人のための、家も気分も整う「年末プチ掃除」3つのポイント

大掃除の時間は取れそうにないけれど、少しでも新年を気持ちよく迎えたいという方へ、駆け込みでもできて気分が整う3つのお掃除ポイントを、「ここだけ！」と「あと1歩やるなら」の2ステップでご紹介します。
 

1. 照明を明るく

いつの間にか明るさがダウンしているのが照明。ちょっと整えるだけで明るくなって気持ちも上がります。

■ここだけ！

• 照明カバーを拭く（軍手を使うとラクで効率も◎）

はたきやモップでホコリを取るだけでも効果がありますが、軍手をつけてカバーやむき出しの電球のホコリを乾拭きすると、凹凸部分も拭きやすく、より明るさがUPします。水拭きするなら軍手の下に使い捨てのビニール手袋をつけておくと手が濡れず気がラクです。

■あと1歩やるなら！

• 電球チェック（最低限なら玄関・洗面室・リビングの照明）

切れて暗くなってから取り替えがちな電球ですが、同じ電力を使っていても本領を発揮できていなかったらもったいない！ 拭くときに電球のチェックをして、根元が黒ずんでいたら買い替えを検討しましょう。

わが家では最近、玄関や水回り、リビングダイニングの照明を全部見直しました。カバーを取り外して洗ったり、20個近くの電球の買い替えを検討したりとなかなか大変でしたが、明るくなったトイレや洗面室に感動！ 今まで暗かったんだと気付きました。

電球選びのポイントは、色味や明るさのほか、「お値段と寿命の長さとのバランス」も1つの目安。あまり使わない部屋は、寿命が最長と書かれている商品でなくても十分長持ちします。
 

2. 玄関をすっきり

■ここだけ！

• あまり履かない靴は収納し、出ている靴をそろえておく

■あと1歩やるなら！  

• 玄関たたきを箒（ほうき）で掃く。濡らした新聞紙をちぎって撒いて一緒に掃きとれば、汚れをからめとってホコリが舞いあがるのを防ぐことができます。新聞紙がなければ、ほかの紙やみかんの皮、ハーブでも。わが家は冬になると庭のローズマリーを撒いて香りを楽しみながら掃除します。 

3. 鏡をピカッと 

■ここだけ！

• 拭いて曇りをリセット

曇った鏡でメイクやひげ剃りをするのは、ムラや失敗の元。鏡を光らせておくと運気アップ！は嘘ではありません。洗面室の鏡だけでなく、メイクボックスの鏡や姿鏡も大事ですよね。

■あと1歩やるなら！  

• 鏡は「コの字」を描くように拭くと効率よく掃除ができ、毛羽も残りません（参考：正しい拭き掃除のプロ技）。ついでに洗面台も拭いて目に入る「面」をピカピカにすると、自分も気持ちが良いですし、来客にもきれいな印象を与えるといわれます。

 

最後に、年末年始に慌てないための最低限！

年末年始も営業しているコンビニエンスストアがあるとはいえ、新年早々慌てたくはないものですね。最低限のストックは確認しておきましょう。

• トイレットペーパーのストック　
• 眼鏡やコンタクトなど、大事なものの予備のチェック

また、火事を出さないために、キッチンのコンロ回りの整理整頓も欠かせません。

小さな準備を少しだけ頑張って、気分よく新年を迎えましょう。