痛みは放置しても良くなりません。適切な治療を受けましょう。その際、各自治体が高齢者向けに行っている「あんま、マッサージ、はり、きゅう等施術費の助成」を利用してみてはどうでしょう。
主な自治体による、あんま、マッサージ、はり、きゅう等施術費の助成を紹介
主な自治体の「あんま、マッサージ、はり、きゅう等施術費の助成」の内容、申請先などを紹介します。●成田市が行う「はり・きゅう・マッサージ等施術費の助成」
利用できるのは、満60歳以上で、市内に住民登録のある、市税を滞納していない方です。高齢者福祉課(市役所議会棟1階)または下総支所・大栄支所福祉課で申請すれば、月2枚の割合で、申請月から当該年度末までの月分の利用券がもらえます(年間最大24枚)。
もし、11月中に交付申請を行う場合であれば、11月から翌年3月分(2枚×5カ月分=10枚)までの利用券がもらえます。
なお、申請には、身分証明書(健康保険証等)と印鑑が必要です。
施術1回につき、使用できる利用券は1枚のみで、助成額は1000円です。年間交付枚数は最大24枚で月2枚もらえますが、月に2枚までしか利用できないわけではないので、利用券をためて集中的な治療もできます。
●福山市が行う「はり・きゅう・マッサージ等施術費の助成」
利用できるのは、満75歳以上(後期高齢者医療被保険者)で、市内に住所を有する方です。保険証等名前、生年月日、住所の確認ができるものを持参すれば、高齢者支援課で申請できます。ちなみに、申請窓口は他にも以下の13カ所があります。
◆申請窓口
松永保健福祉課/北部保健福祉課/新市支所/沼隈支所/神辺保健福祉課/東部保健福祉課/鞆支所/芦田支所/加茂支所/内海支所/山野分所/水呑分室/熊野分室
助成券は、年間6枚交付されます。ただし、年度途中で75歳になり、対象となった場合は、交付枚数が6枚より少なくなる場合があります。詳細は、行政窓口にお問い合わせください。1回の施術で2枚まで使用でき、助成額は1枚あたり1000円です。
●尼崎市が行う「はり・きゅう・マッサージ等施術費の助成」
利用できるのは、尼崎市在住の後期高齢者医療被保険者です。
後期高齢者医療被保険者証を持参すれば、尼崎市役所本庁の後期高齢者医療制度担当で申請できます。他にも、南部保健福祉センター、阪神尼崎・JR尼崎・阪急塚口サービスセンター、大庄北・立花南・武庫西・園田東生涯学習プラザなどでも受け付けしています。
申請をすると、利用券が付いた「利用証」が発行されます。施術を受けたら、1回ごとに利用券を切り離して使います。1人あたり、年間8回まで(1回につき1000円)の助成を受けることができます。
いずれも、「あんま・マッサージ・はり・きゅうの施術助成」の対象になるのは保険適用外の施術のみです。