人間関係

60歳にして「現役の女」全開の母が疎ましい。夫に色目を使う実母の「正直やりすぎ」な態度

父亡きあとの母は、60歳を超えていまだ若々しく溌剌(はつらつ)としている。母は女性としての魅力にあふれているタイプ。近所に引越しをしてきて、なにかと家の世話をしてくれているが、夫と妙に仲良くなりすぎている。疑って母を責めることもできず悶々とする日々だ。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

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実母と夫が妙な関係になるということは絶対にあり得ない話だろうか。あり得ないと思いながらも不安を感じている人はいる。
60歳を超えても、女性の魅力にあふれ若々しい母

60歳を超えても、女性の魅力にあふれ若々しい母

若くて溌剌(はつらつ)としている実母

「私は母が20歳のときの子なんです。だから今、母は60歳ですが、まったくその年齢に見えない。下手すると『仲のいい姉妹ね』と言われてしまう。母はいつもウキウキしているような歩き方、表情なんですよ。一方、私は落ち着いて見えるタイプ。だから姉妹に間違われるんでしょうね」

苦笑するサキコさん(40歳)は、確かに、老けて見えるわけではないが落ち着いて見える。暗いグレーのカーディガンに黒のスカート、髪も黒いままで、ちらほらと白髪も目立つ。彼女の母は、セミロングのつやつやした髪を明るい茶色に染めているという。写真を見せてもらったが、確かに若い。40代と言っても通りそうだ。

「しかも母は小柄で、メリハリのある体型。今でも『私、現役のオンナです』と腰を振って歩いているようなところがあるんです」

彼女の口調が厳しくなる。サキコさんは今、実母と同居を始めたことを後悔しているというのだ。

60歳だけど“現役”で“女全開”の母

30歳のときに2歳年上の男性と結婚し、現在8歳の娘がいる。夫は家事が得意で子煩悩、ずっと楽しく3人で暮らしてきた。

「母ともつかず離れず、困ったときだけ助け合うという感じでした。もともと私は母とはそれほど仲がよかったわけでもありません。結婚前から家を出ていたし、結婚後の自宅は実家から30分ほどの距離でしたが、頻繁に行き来はしていませんでした」

ところが4年前、父が60代の若さで亡くなった。ひとり残された母は嘆き悲しんでいたが、そのうち寂しくなったのか、ひとり娘のサキコさんに毎日連絡してくるようになった。見かねた夫が「そんなに寂しいなら、お義母さんに来てもらうか、僕らが家に入るか、どちらかにしたほうがいいんじゃない?」と言い出した。

「私は母とは暮らしたくない。夫にはそう言いました。女全開の母は、私にとってどこか疎ましい存在なんです。学生時代、私は当時付き合っていた恋人と別れさせられたことがある。母は私が心配だったからと言っていたけど、あれは絶対嫉妬だと私は思っていました」

母と“女という土俵”で争うのは避けたかった。

>近所に引っ越してきた母に夫をとられそう……
 
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