おひとりさまの老後にすぐに買わなくてもいい家電5選
おひとりさまの老後に「他のものでも代用できるかも?」「壊れてもすぐに買わなくてもいいかも」と思われる家電は以下の5つです。●1:炊飯器
お米を炊くために炊飯器は必要と思いがちです。しかし、土鍋や圧力なべ、電子レンジなどでもおいしくお米を炊くことができます。家族が多い場合は、毎日お米を炊く必要もありますが、おひとりさまであれば、まとめて炊いて、冷凍保存しておくことも可能です。故障したら、他のものでも十分代用できる家電といえます。
●2:テレビ
おもしろいわけでもないのに、ついていると、なんとなく見てしまうのがテレビ。しかし、テレビが故障したとなれば「とりあえず買っておこう」となりがちです。ニュースはネットでも得られます。動画を見たいときは、YouTubeやその他の動画配信サービスで、ありとあらゆる情報の中から好みのものが選べます。家事をするときの「ながら」に何か欲しいという場合は、ラジオで代用も可能です。
●3:電気ポット
電気ポットは、1回あたり2~3リットルもの大量のお湯を沸かし、保温することを目的としています。沸かして保温するという2つの機能があるため、沸かすだけの電気ケトルと比べると、電気代がかかります。大家族で暮らしている場合は、いちいちお茶を飲むときにお湯を沸かすのが面倒なので電気ポットが重宝します。しかし、おひとりさまであれば、そんな大量のお湯をストックしておく必要はないかもしれません。その都度やかんで沸かせばいいのではないでしょうか。
●4:コーヒーメーカー
コーヒーメーカーには、出汁を取ったり、お湯を沸かしたりできるものもありますが、やはりコーヒーを淹れるためのものでしょう。コーヒー好きで、なくてはならないという人は持つ必要がありますが、別にコーヒーにこだわりがないという人であれば、わざわざ買い替える必要はないかもしれません。パッケージを開けてコーヒーカップにセットし、お湯を注ぐだけで飲めるドリップバッグもあります。
●5:固定電話
以前は、固定電話で連絡を取り合っていましたが、今では、個々でスマホを持っており、スムーズに直接連絡ができます。固定電話が壊れても、わざわざ買い替える必要はないといえるでしょう。ひとり暮らしの場合、「まさかの停電時に、固定電話があれば使える」と思っている方がいるかもしれません。しかし、災害時も使えるのは「商用電源を使用しない電話機などを利用したアナログ電話」です。光電話や、CATV回線を使用した電話などやコンセントを差して使うタイプの電話機を使っている場合は、停電時に使えません。お使いの固定電話が、どんなときに対応できるのか確認しておきましょう。
参照:総務省「停電の際の固定電話サービスの利用について」
まとめ
老後は、年金を中心とした生活になり、限られた資金をやりくりして生活を賄うことになります。今までと同じ生活を継続するのではなく「何が必要か」を見極めることが大切です。家電が壊れてもすぐに買うのではなく、他のアイテムで代用できないか工夫してみましょう。