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人の耳に届く音楽を作り続けていきたい!(2ページ目)

Jazz Studies分野で全米トップのノーステキサス大学を卒業し、ジャズシンガーとして活躍中の平井アミさんにインタビューしました!

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

平井アミさん
ノーステキサス大学で歌友達とのショット。左隣の女性が平井さんの恩師のRosana Eckertさん
ガイド:ノーステキサス大学での留学生活はいかがでしたか?

平井さん:ノーステキサス大学のあるDentonは周りに何もないので、音楽漬けの生活で勉強に集中できたのはとても良かったです。

あと、車で1時間くらい走ればダラスまで行けるのですが、レストランや教会で歌ったりもしていました。

Denton Arts & Jazz Festivalも知られていますが、ノーステキサス大学の音楽学部が有名なこともあって、DentonはMusic Townと呼ばれています。だから、生活の中に自然に音楽があって、音楽を専攻している私としては居心地が良い留学先でした。

ただ、そうは言っても、自分をしっかり持っていないとダメな環境でもあり、良い試練になりました。

ガイド:平井さんにとって、留学で得たものは何だと思いますか?

平井さん:人の目を気にせずに、自分がやりたいことをやるという気持ちを持てたことでしょうか。あとは、「続ければ、最後は形になる」「努力した分、最後は自分に返ってくる」ということが分かったのも留学の成果だったと思います。

また、やはり、英語が話せるようになったことも大きいですね。日本に帰ってからも、いろいろな外国人ミュージシャンと話せたり仲良くなれるのは、世界共通語である英語のおかげだと思っています。

ガイド:ノラ・ジョーンズさんとクラスメイトだったそうですね?

平井さん:同じクラスを取ったこともありますが、彼女は大学の先輩でした。そのため、私が学部に上がってから半年くらいで、ニューヨークに行ってしまったんです。

でも、同じクラスを取る前から、何回か彼女のライブを観にいっていたのですが、そのときから「この人は絶対に有名になる!」と思いました。

ガイド:平井さんのこれからの目標を教えてください。

平井さん:2008年にアメリカのアーティストとのコラボレーションで、オリジナルを中心としたアルバムを制作・発売予定です。まずは、それに向けてしっかり準備したいと思っています。

将来的には、人の耳に届くような音楽を作り続けていきたいですし、日本だけでなく、アメリカなどでも活動をしていきたいと思っています。

そのためにも、あまり頭でっかちにならず、思ったことや感じたことをどんどんやっていきたいですね。

ガイド:活躍を期待しています!頑張ってください!

明るく素直な印象の平井アミさんですが、芯の強さとバイタリティも感じました。これからもっともっと活躍していただきたいと思います。今もこの記事を書きながら、彼女の1stアルバムWhen You Are Goneを聞いていますが、本当に素敵な歌と歌声です。来年のアルバムも楽しみです。

【関連記事】
『世界で活躍する日本人を生み出す留学』

【関連リンク】
平井アミ オフィシャルウェブサイト
NCN米国大学機構
ノーステキサス大学
"When You Are Gone"
Denton Arts & Jazz Festival
ノラ・ジョーンズ
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