高校留学生の大学進学先は海外？日本？

留学前から高校留学後の進路を考えておきたい。

中学や高校から留学を考える方にとって、その後の大学進学をどうするかは、留学前からの大切な問題です。高校留学をする国でそのまま大学に進学するのであれば、同じ国ですので教育制度や入学時期を気にする必要がありませんが、海外の高校を卒業後に日本や他の国で大学進学をするとなれば、国ごとに異なる教育制度やカレンダー（入学時期、学期制）、入学基準などを考慮しなければなりませんので。

でも、高校留学をする方ってそのままその国の大学に行くケースが多いんでしょうか？

個人的な感覚で言えば、海外の高校を卒業後に日本の大学を目指す方と海外の大学を目指す方の割合はちょうど半々くらいではないかと思います。

特に日本の大学が帰国子女のための入試制度を作り、そして、もともとは親の仕事の関係で海外の高校を卒業する日本人のための救済措置的にスタートした制度が、単身で留学する方にも門戸を広げ始めてからは、帰国子女枠を目指して高校留学する方も出てきました。

ただ、どの大学でも帰国子女枠を持っているわけではないということ、そして、ただ海外の高校に留学した経験があればいいわけでもないので、その点は予めチェックしておく必要があります。一般論で言えば、多くの大学では海外の高校に最終学年も含めて2年間以上在籍し、卒業していれば、帰国子女として認めているようです。

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