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海外で誤解を招く!?日本人のジェスチャー

日本の常識が世界の常識とは限りません。今回は日本で普段なにげなくやっているジェスチャーが海外ではどうとらえられるかという例を取り上げてみました。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

ピースサイン
Vサインもどちらを正面にするかで意味が違ってきます。
先日、バージニア工科大学で起きた銃乱射事件は改めてアメリカが銃社会であることを思い起こさせる出来事でしたし、日本人にとっては、1992年に起こった服部君射殺事件を思い出させました。

アメリカは今でも日本人にとって一番人気のある留学先で、身近に感じられる国なのですが、でも、日本とは全く異なる銃社会であり、そして多民族国家であるという現実も理解する必要があると改めて思わされました。

どこの国に留学するとしても、留学するということは日本と違う世界に身を置くということです。日本では常識だと思っていたことが、必ずしもその国で常識ではありません。

例えば、ジェスチャーひとつとっても、日本で普通にやっているしぐさが海外では違う意味を持ってくることもあります。何気なくやってしまったジェスチャーを理解されなかったり誤解されるなんてこともあります。でも、その程度であればいいですが、そのジェスチャーが危険な意味を持っていたりしたら……。

今回はそんな日本のジェスチャーを取り上げてみたいと思います。

逆ピースは危険?

多くの日本人も知っている危険なジェスチャーは中指を立てることだと思います。アメリカの映画やドラマを観ていると出てきますよね?

だから、これを敢えてやる人はあまりいないかもしれません。では、逆ピースはどうですか? Vサインの手の平の向きを逆にした逆ピースをやる方って意外といませんか?

実はこのジェスチャーはリバース・ピースと呼ばれ、イギリスなどでは中指を立てることと同じような意味になります。つまり、相手を侮辱することになりますので、無邪気に使ってしまうと危険です。

では、次のページでは誤解される日本のジェスチャーについてです。
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