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海外で誤解を招く!?日本人のジェスチャー(2ページ目)

日本の常識が世界の常識とは限りません。今回は日本で普段なにげなくやっているジェスチャーが海外ではどうとらえられるかという例を取り上げてみました。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

こっちに来て?あっちに行け?

人指し
人差し指で人を直接指すのも避けましょう。
日本では誰かを呼ぶときに、手の平を下にしておいでおいでと上下に振りますよね? でも、アメリカやイギリスでは逆に手の平を上にしておいでおいでとやります。

日本式に手の平を下に向けると、それは意味が完全に逆になって、「あっち行って!」「あっち行け!」ということになってしまうんです。だから、あなたが「こっちに来て!」と思いながら、そのジェスチャーをやると相手はどんどん遠のいてしまうという笑い話のようなことが起こってしまうかもしれません。

NO?それとも、臭い?

日本では「違う、違う!」と言うときに、顔の前で手を左右に振ることがありますよね?

でも、このジェスチャーって、相手のことを「臭いよ~!」と言っているジェスチャーだと思われます。だから、こっちはただNOと言いたいだけなのに、相手は「ん???」と顔をしかめるかもしれません。

自分のこと?それとも、鼻?

あなたは、「私が……」と自分を指差すときに鼻を指しませんか? 私も指してしまいます。

でも、これってアメリカなどでは「自分」ではなく、本当に「鼻」という意味になってしまいます。だから、アメリカに行ってこれをやると、なんでこの人は鼻ばかり触ってるのかなと思ってしまうはずです。

では、鼻ではなくどこを指せばいいのか。それは胸です。「私は…」と胸を指せばいいのです。

もちろん、海外と言っても世界には200ヶ国以上の国や地域がありますし、アメリカやカナダ、オーストラリアなどは多民族国家ですから、一つの国とは言え、そこに住んでいる人たちは様々です。

基本的にはこちらに変な気持ちがなければ、多少誤解を与えるジェスチャーであっても問題ないかもしれませんが、相手を不快にさせるジェスチャーや危険なジェスチャーは予め調べておく方がいいかもしれませんね。

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