大学留学中に就職活動ってできるの?
日本の大学生が就職活動を開始するのは大学3年生の時からですが、留学生の場合は海外にいるため、日本の大学生のような就職活動がなかなかできません。また、日本では在籍する大学の先輩を頼ることができますが、海外の場合は一部の大学を除いて、留学をしている大学に日本人の先輩が多くないため、先輩に頼るということができません。そのことを考えると、就職活動という点では留学生はあまり有利な状況にはいないと言えるかもしれません。留学生はどうやって就職活動をするの?
では、留学生はどのように就職活動をするのでしょうか。多くの留学生は、日本に一時帰国した際に面接をしたり、あるいは、卒業後に帰国をして就職活動をしているようです。雑誌「AERA(アエラ)」2003年9月3日号では「海外大卒業の就職力」という記事の中で「日本の高校から、欧米の大学へ。そして日本企業に就職。その流れが若者たちをひきつける。就職力で、海外大学が国内大学と肩を並べつつある。」と記載されています。このように日本企業における海外大学卒業者の門戸は確実に広がっていると言えますから、就職活動は大変かもしれませんが、留学そのものが不利になるというわけではないはずです。
ジョブフェアって何?
就職活動にジョブフェアを活用しよう! |
そんな、留学生と企業のニーズをマッチングさせる機会がジョブフェアと呼ばれる就職フェアです。ジョブフェアでは留学生を積極的に採用したい企業がブースを出し、そして、参加した留学生は自由に企業ブースを訪問して、人事や事業担当者とその場で直接話をしたり面接を行うことができます。お互い納得すればその場で内定が出る場合もあるようです。