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Google(グーグル)に認識されている自分の属性を知る方法

Google(グーグル)はユーザーのアカウント情報や行動履歴から属性を決定し、広告表示に利用しています。Googleが自分をどのような属性として認識しているかを知る方法と、さらにそのようなターゲティング広告をカスタマイズする方法も解説します。 

福田 正人

執筆者:福田 正人

インターネットサービスガイド

ネット広告はユーザーごとにカスタマイズされている

ネット広告はユーザーごとにカスタマイズされている。自分の情報がどこまでGoogleに知られているのか、知る方法をご紹介(画像はイメージ)

ニュースサイトやポータルサイトを見ていて、自分の興味関心がある商品の広告がよく表示されるという経験があると思います。これは「行動ターゲティング広告」と呼ばれるもので、広告の対象となるユーザーの行動履歴を基にユーザーの興味関心を推測し、ターゲットを絞ってインターネット広告配信を行う手法です。

例えば、旅行関連のサイトを閲覧したり、鉄道会社や航空会社の広告をクリックしたりしたユーザーは、旅行に関連する商品やサービスを購入する可能性が高いことから、旅行関連の広告が多く表示されます。

Googleはアカウントに登録されたユーザーの情報に加えて、このような行動履歴からユーザーの属性を判断し、ターゲティング広告に役立てています。

もし「Googleが自分のことをどのような属性と見なしているのか?」を知りたい場合には、それを調べる方法があります。属性をカスタマイズすれば、より自分にあった広告を表示することもできます。
<目次>
 

「Google広告設定」で自分の属性を調べる方法

まずはGoogleに認識されている自分の属性を知る方法を紹介します。

1.
アカウントから[Googleアカウントの管理]をクリックする
[Googleアカウントの管理]をクリック

[Googleアカウントの管理]をクリック


2. 
[データとプライバシー]をクリックする
[データとプライバシー]をクリック

[データとプライバシー]をクリック


3. 
[パーソナライズド広告]から[マイアドセンター]をクリックする
[パーソナライズド広告]から[マイアドセンター]をクリック

[パーソナライズド広告]から[マイアドセンター]をクリック


4. 
[プライバシーの管理]のページにGoogleアカウントの情報やアクティビティに基づく属性が表示される
Googleアカウントの情報やアクティビティに基づく属性が表示される

Googleアカウントの情報やアクティビティに基づく属性が表示される

これはGoogleが推測したものなので、間違っている場合もあります。

・表示したくないカテゴリはオフにできる
より正確な広告を表示するためにカテゴリを修正したり、広告を表示したくないカテゴリをオフにしたりできます。例えば教育の項目をクリックすると以下の画面が表示され、変更やオフにすることが可能です。
表示したくないカテゴリはオフに

表示したくないカテゴリはオフに

 

広告に使用されるアクティビティや履歴をオフにする

Googleは以下の情報に基づいて、パーソナライズされた広告を表示しています。
  • Web(ウェブ)閲覧とアプリのアクティビティ
  • YouTubeの履歴
  • Googleを使用した地域
これらのアクティビティや履歴を広告に反映したくない場合、同様に[プライバシーの管理]のページからオフにできます。
[プライバシーの管理]のページからオフにできる

[プライバシーの管理]のページからオフにできる

 

広告をカスタマイズする

広告をカスタマイズするには、[広告のカスタマイズ]のページに移動し、広告の表示回数を増やしたい/減らしたいトピック、企業やサービスを選ぶことで設定できます。

これらのトピックはユーザーが多く閲覧するものから選ばれているようです。実際よく閲覧するトピックが多いですが、中には身に覚えのないトピックもあります。トピックのプラスマイナスのアイコンでトピックの広告を増減させることができます。
広告の表示回数を増やしたい/減らしたいトピックを選べる

広告の表示回数を増やしたい/減らしたいトピックを選べる

 

デリケートなトピックを制限する方法

アルコールやギャンブルなど、デリケートなトピックに関する広告を制限することも可能です。

1. 
[広告のカスタマイズ]のページから[デリケートなトピック]を選択します。
デリケートなトピックに関する広告を制限できる

デリケートなトピックに関する広告を制限できる


2. 
制限したいトピックをオフにします。
制限したいトピックをオフに

制限したいトピックをオフに

 

パーソナライズド広告をオフにする方法

人によっては、アクティビティ履歴に基づいた広告を一切表示したくないことがあるかもしれません。その場合は[広告のカスタマイズ]のページからパーソナライズド広告をオフにできます。
パーソナライズド広告をオフに

パーソナライズド広告をオフに

パーソナライズド広告をオフに

オフにする

この操作により、Googleのサイトやアプリでのアクティビティ、Googleアカウントに登録されている情報、前述の操作内容(希望するトピックの広告の増加など)はパーソナライズド広告に反映されなくなります。

 
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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