話し方・伝え方

【マンガ】「てめぇこのヤロウ!!」運転中に言葉が過激になる家族に困っています……刺激せずに注意する方法をご紹介!

車を運転すると、急に言葉づかいが過激になる家族。直してもらいたいけど、怒っているときに注意しても……。コミュニケーションの専門家・藤田尚弓が、刺激しない注意の仕方をご紹介します。

藤田 尚弓

執筆者:藤田 尚弓

話し方・伝え方ガイド

車を運転すると、急に言葉づかいが過激になる家族。直してもらいたいけど、怒っているときに注意しても、余計に刺激しそうだし……。

そんな「どうしたものか」と悩める方々に、コミュニケーションの専門家・藤田尚弓が、相手を刺激せずに、言葉づかいを直してもらう注意の仕方をご紹介します。
 

ふだんは温厚なのに運転中は過激な悪口の連発! 直してもらうには?

運転悪口

イラスト:カツヤマケイコ

ハンドルを握ると、人が変わったように怒りっぽくなってしまう人っていますよね。やめてほしいからといってストレートに伝えてしまうと、トラブルの元になってしまうこともあります。

>【4コマ】マンガで読んでみる
 

怒りっぽくなっている相手を刺激せずに注意する方法

そんなときには、「ラベリング効果」を応用した伝え方がおすすめです。

ラベリング効果とは「あなたって優しい人だよね」など、肯定的な評価を伝えられると、無意識のうちに優しいと思われるような行動を増やしてしまう心理現象のことです。

具体例を見ていきましょう。

例)パートナーへの伝え方
「温厚な〇〇さんがそんな悪口を言うなんて。よっぽどのことだと思うけど、私はいつもの穏やかな〇〇さんが好きだな」

例)子どもから親への伝え方
「寛容なお父さんがそんなに怒るなんて。相手が悪いんだと思うけど、お父さんの寛容なところは尊敬ポイントだから、あんまり怒ってほしくないなぁ」

人は注意をされたと感じてしまうと、無意識のうちに正当化を行い、反論したくなってしまうものです。特に怒り感情に支配されているときは、この傾向が顕著になります。

上述の「伝え方」の後半部分で、視線を外して、独り言のように小さめの声で言えば、注意をしているように聞こえないので、無意識の正当化や反論をされるリスクを減らせます。

一度、鏡の前で練習してから試してみてください。

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