温泉/甲信越の温泉

野沢温泉(2ページ目)

野沢温泉は信州を代表する温泉地。共同浴場が13軒もあり温泉民宿も多く、気軽な温泉地として不動の人気を誇ります。冬はスキーが有名ですが、温泉目当てなら暖かい時期がお勧め。今回は野沢温泉を紹介します!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

野沢温泉の代表的旅館

野沢温泉 旅館さかや
野沢温泉を代表する老舗宿 旅館さかやは、大湯に隣接する絶好のロケーション
野沢温泉を代表する宿としては、大湯に近い旅館さかやと、麻釜の前にある住吉屋が代表格。旅館さかやは良好な自家源泉の湯を楽しめ、施設も整っており、誰にでも勧められる温泉宿です。住吉屋は特に食事の評価が高く、その面で日本を代表する温泉宿。12時チェックイン、11時チェックアウトの宿でもあります。

他にも温泉面の評価が高い、常盤屋旅館や、奈良屋旅館などの老舗旅館にも自家源泉があり、代表的な宿といえます。

一方で、民宿こそ野沢の醍醐味であるのも事実。民宿ならではの小規模な浴場で、野沢の名湯を堪能すれば、湯の良さを一層痛感するに違いありません。

野沢温泉の代表的入浴施設

野沢温泉 滝の湯
真湯とともに泉質最高! 滝の湯
13軒ある共同湯の代表格は、やはり大湯。土産物屋も集まる賑やかな場所で、名実ともに野沢の中心といえるでしょう。

温泉好きの間で、泉質の面で評価が高いのが真湯。緑色の濁り湯で、白や黒の湯の花もあり、いかにも効能がありそうな湯なのです。大湯も湯が熱いのですが、真湯は猛烈に熱いので覚悟が必要。一方、野沢で唯一ぬるめの湯が楽しめるのが、熊の手洗い湯です。

真湯とともに、泉質最高なのが滝の湯。麻釜の左側を登って行った所にある、野沢最高所の共同湯です。建物の風格も十分ですが、緑透明の湯の色が美しく、深みのある硫黄の香りも素晴らしい名湯だと思います。

他に、宿の前などに足湯が設置されており、中には宿の自家源泉を利用した所もあります。

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