購入者が出品者に「残念だった」の評価をつける場合
商品が届いた後は、購入者が出品者を評価します。これが「受取評価」です。届いた商品が商品説明と相違ない場合や梱包がきちんとされていた場合には、「良かった」のプラス評価をします。マイナス評価は以下のような場合につけることになりそうです。■発送予定を大幅に過ぎてしまった
出品者の発送予定を大幅に過ぎてからの発送の場合、「残念だった」の評価をつけることもあります。例えば買いたい商品の使う期限の決まっている物なら、購入者は発送までの日数を確認してから買うので、それを過ぎてしまうと予定がずれてしまいます。場合によっては、買ったけれど使うタイミングを逃したということになりかねません。
ただし、使用期限が決まっていない商品で、出品者から発送が遅れてしまうと連絡があり、それを購入者が了承したのであればマイナス評価はつけないのがマナーです。
■梱包が雑すぎる
出品者の梱包が雑すぎて、配送中に商品にダメージが加わりそうだったならば、「残念だった」の評価にしても良いでしょう。例えば紙袋に商品がそのまま入っていた、壊れ物なのにクッション材を使っていなかったなどです。安全に届くようにしっかり梱包するのは出品者にとって大切な気遣いです。商品にダメージがなかったとしても、今後の注意喚起としてマイナス評価をつけることも必要でしょう。
■クレームを送っても出品者がなかなか対応してくれない
届いた商品が商品説明と違っていた場合、購入者は出品者に問い合わせをします。それに対して出品者が返品や交換に応じてくれたならば、「残念だった」の評価はしなくても良いと筆者は考えます。ミスは出品者の落ち度には違いありませんが、大切なのはその後の対応。誠意を持って対応してくれて問題解決していれば、それで良いと思うからです。
一方で連絡をしても無視されたり、きちんと対応してくれなかったりして、なかなか解決されなかったならば「残念だった」の評価になるでしょう。出品者の誠意が感じられないからです。今後取引をする他のユーザーのためにも、厳しく評価することが大切です。
出品者が購入者に「残念だった」の評価をつける場合
次は出品者が購入者に「残念だった」の評価をつける場合です。■支払いが遅すぎる
メルカリでは、購入手続きから3日(購入日を含む)が支払い期限になっていますが、なかなか支払いをしない購入者もいます。支払いが遅くなると事前連絡があれば良いのですが、何もメッセージがない状態で支払いもされない期間が長かった場合、マイナス評価をつけることになります。結果的に支払いがされれば良いのですが、待っている出品者は不安になってしまうからです。
■購入してから質問ぜめ
商品を購入するということは、その商品について納得していることが前提になります。それなのに、購入した後で出品者に質問をする購入者もいます。出品者としては、「買う前に聞いて!」と思ってしまうので、あまり良い印象にはなりません。あまりにも質問が多いと出品者もイラッとするので、マイナス評価になるケースもあります。
■受取評価が遅すぎる
商品が届いていることは確認できているけれど、購入者から受取評価がされないケースがあります。出品者は早く売上金を手にしたいので、受取評価が遅すぎると怒ってしまうことも。結果、「残念だった」の評価をつける場合もあります。
■無言の取引
商品を買ったのに何も連絡をしてこない! そういった理由で「残念だった」の評価をつける出品者もいます。「購入させていただきました。よろしくお願いします」などの挨拶があれば、相手が意思を持って購入したと分かりますので、一言入れておくと安心でしょう。
ただし無言取引に関しては、出品者によって考え方に違いがあります。無言でも全く問題ないし、むしろ楽と思う出品者もいるので、メッセージがないからといって必ずしもマイナス評価になるわけではありません。
一度つけた評価は取り消せない。冷静に判断しよう
メルカリで「残念だった」の評価をつける時には、イライラしていたり怒っていたりすることが多いと感じます。一度冷静になって考えると、実はマイナス評価をつけるほどのことではなかったという場合もあるかもしれません。逆に甘い評価をしてしまうと、他のユーザーのためにならないケースもあります。一度つけた評価は取り消せません。そしてその評価が今後の取引に影響を及ぼしていくので、評価をする前には心を落ち着かせて適正につけるようにしましょう。
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