■100均の包丁がおすすめ! 切れ味&使いやすさランキング
調理に使う包丁は、人それぞれこだわりがあると思います。また種類やメーカーによって切れ味や価格も大きく違ってくることも多々ありますよね。100均にも包丁がありますが、切れ味も使い勝手も良いのです。
100均の包丁は本当に切れるの? と疑問に思うかもしれませんね。実は筆者も、初めてのときは少し疑っていました。包丁は切れ味が命と言っても良いですから、最も気になる点には違いないでしょう。これまで筆者はダイソー、セリア、キャンドゥの万能包丁を使ったことがあるのですが、思った以上に切れ味は良かったです。野菜や肉もスッと切れました。
ただ何年も使えるかは正直未知数です。でも、逆に110円(税込)という価格は買い替えのしやすさにつながりますよね。
■【100均の包丁】おすすめ1位:キャンドゥの「ステンレス万能包丁」
100均の商品は、ちょっと試してみようと思ったときのハードルが低いこと、そして買い替えのしやすさも見逃せないポイントです。もちろん、種類も豊富です。今回の包丁も、試しに使ってみようと思って使ったのが始まりです。結果的に、もっとも使いやすかったのがキャンドゥの包丁でした。
【100均】キャンドゥの「ステンレス万能包丁」の値段・価格・コスパ
キャンドゥの「ステンレス万能包丁」は110円(税込)。サビに強いステンレス製の包丁ですし、握りやすさや大きさもちょうど良いですよ。【100均】キャンドゥの「ステンレス万能包丁」のサイズ・素材
キャンドゥの「ステンレス万能包丁」のサイズは全体が約27.5cm、刃の部分が約15.8cm、持ち手(柄)の部分が約11.7cm、刃の縦の長さが約4.7cmです。特別大きくもなく小さくもないので、一般的な万能包丁という印象でした。
素材は刃はステンレス刃物鋼、柄はポリプロピレンです。柄は少しカーブしていて、握りやすいです。
【100均】キャンドゥの「ステンレス万能包丁」の使い方
実際にトマトを切ってみました。トマトは皮があるので、切れ味が悪い包丁では断面がきれいにならない野菜ですよね。
包丁の先端を使って切れ目を入れ、その後スッと引きます。ほぼ抵抗なく切れました。断面もきれいです。
DATA
キャンドゥ┃シルキーシェフ万能包丁
サイズ:全長約26.6cm、柄約11.7cm、刃約14.9cm
■【100均の包丁】おすすめ2位:セリアの「万能包丁」
セリアにも「万能包丁」があります。実はキャンドゥと比較しても、切れ味はそれほど引けを取るわけではありません。好みの問題もあるかもしれませんが、柄の部分が真っ直ぐになっているので、キャンドゥの方が持ちやすかったんです。
トマトを切ってみましたが、断面が崩れてしまうこともありません。サイズは全長約27cm、刃部は約15cmです。刃はスレンテスで、ハンドル(柄)はポリプロピレンです。価格は110円(税込)でした。
DATA
セリア┃万能包丁
■【100均の包丁】おすすめ3位:フランスパンもザクザク切れる! ダイソーの「パンスライサー」
おすすめなのはパンをカットするときに使う、パンスライサーです。ダイソーのギャラクシーというシリーズのものです。
ダイソーの「パンスライサー」はフランスパンをザクザクと切れるのでと重宝しています。個人的には食パンなど柔らかいパンよりも、フランスパンなどかたいパンの方が使いやすいと感じます。
全体の長さは約31cmほどあり、ステンレス刃物鋼でできています。価格は110円(税込)です。
DATA
ダイソー┃NEWギャラクシーパンスライサー
サイズ:2.8cm × 1.7cm × 31.2cm
■【100均の包丁】おすすめ4位:ダイソーの「万能包丁」
キャンドゥやセリアと同じような万能包丁です。ただ、この2社の包丁と比べると、ダイソーの「万能包丁」の方がわずかに切れ味が劣ると感じることがあります。
トマトの場合も、最初に包丁を入れるときに、抵抗を感じました。全体としては切れ味に問題はないのですが、ランキングにすると4位かなと個人的に思います。価格は110円(税込)です。
DATA
ダイソー┃万能包丁
■【100均の包丁】おすすめ5位:果物の皮をむくのにおすすめ! ダイソーの「黒いセラミックナイフ」
ダイソーの「黒いセラミックナイフ」は少し小ぶりなナイフで、果物の皮をむいたりカットしたりするときに使っています。刃が黒く陶器セラミックでできているのが特徴です。
キウイの皮をむいていますが、切れ味は良いです。カバーがついているので、アウトドアで持ち運びをするときにもおすすめです。価格は110円(税込)です。
DATA
ダイソー┃黒いセラミックナイフ
サイズ:19cm×1.1cm×2.3cm
■100均の包丁に関するQ&A
100均の包丁を買うとなると、気になる点がある人も多いようです。ここで疑問を解消していきましょう。100均の包丁は切れないって本当? おすすめの研ぎ方は?
包丁は使っているうちに切れ味が衰えてくるので、メンテナンスが必要です。一般的には包丁研ぎで研ぐことになります。キャンドゥの「ステンレス万能包丁」のパッケージには、研ぎ方が掲載されています。
砥石に対して10~15度の角度で両面を研いでいきます。砥石は100均にもありますね。また包丁を研ぐアイテムも売っているので、それを使うと簡単にできます。
100均の包丁が売ってない? 売り場はどこ?
100均の包丁が売っていないという情報もありますが、売り切れになっているか、もしくは店頭に置いていない可能性があります。筆者が購入したキャンドゥでは、包丁類を店頭には置いていませんでした。カードのようなものをレジに持っていくと、包丁を出してくれる仕組みです。安全管理のためにそのようにしているのでしょう。一方、ダイソーやセリアでは店頭に並んでいました。もし見つからない場合には店員さんに聞いてみましょう。
100均には包丁の収納におすすめのケース、スタンドも販売されている?
包丁を洗った後に入れておくケースが、ダイソーにありました。「包丁用水切り」です。洗い物のカゴなどに引っ掛けるタイプで、刃渡り22cmまでの包丁に対応します。
柄の部分が出てしまうこともあるので、小さいお子さんがいる場合には手の届かないような場所で使うと良さそうですね。
DATA
ダイソー┃包丁用水切り
サイズ:26.4cm×7.2cm×7.8cm
■【まとめ】100均の包丁は、種類が豊富で切れ味も問題なし
100均の包丁を実際に使ってみると、最初に思っていたよりも切れ味が良いことがわかります。またお店に行くと種類がたくさんあり、価格も110円(税込)とお手頃なので、用途に合わせて買い揃えることもできますよね。
ただ人によって切れ味の感じ方は違いますから、お試し感覚でスタートしてみると良いのではないかと思います。