散らかった部屋に困っていませんか? 「片づけポイント」3つ
長い休みにはすぐに家が散らかる……
今回は片づけのプロで小学生以下3人の子育て中の筆者が、誰でもすぐに取り掛かれて、効果の高い「片づけのポイント」を3つご紹介します。
ポイント1. まずは布類から手を付けよう!
家事が滞っているなら洗濯からスタート
布といえば衣類や寝具。それらは「暮らし」を象徴するモノであり、どうしても生活感が出ます。また、家の中のホコリの根源は繊維。それらは布類から出ることが多く、出しっぱなしにすることで掃除の回数が増えてしまいます。
家事をするなら、まずは洗濯した衣類を干す・畳むという家事から順番に手を付けるようスケジューリングします。寝具も布団であれば毎日しまう、ベッドならシワを手で伸ばしてベッドメイキングする、ということを意識して行うだけでも、お部屋の印象は大きく変わりますよ。
ポイント2. ダンボールをすぐに撤去しよう!
ダンボールがあると整える気が失せがちです
そんなとき、お部屋の中を拝見するとダンボールが置かれていることが実は多いのです。部屋にダンボールを置いているパターンには2種類あり、「単純に捨てようと思って置いている場合」と「収納グッズとして再利用している場合」があります。
●捨てようと思って置いている場合
部屋にダンボールがひとつあるだけで、「とりあえずこれも一時置きしようかな」という気持ちのゆるみが出てしまうのか、気が付くとそのダンボールに寄り添うようにゴミが置かれてしまいがちです。もし捨てようと思っているダンボールがあるなら、その都度すぐに処分するか、「ダンボールストッカー」のような置き場所に移すとよいですね。
●収納グッズとして使っている場合
中身が入っていても、見栄えのせいか、ダンボールの中に入っているモノには価値を感じにくい傾向があります。そこでおすすめなのが、ダンボールにお気に入りの布を巻くことです。両面テープなどで張り付ければ、自分が好きなデザインの箱として使えるのでダンボール感がなくなります。
ポイント3. 手ぶらで家の中を移動しない!
部屋を移動するときは必ず手に荷物を持って!
最初は忘れがちですが、慣れてくると移動する際にモノを持つことが当たり前になりますよ。実際に片づけのプロたちの様子を見ていると、家の中を歩くときは必ずモノを元の位置に戻しながら移動しています。
とはいえ、重いもの・大きいものなどもありますよね。そんなときには、例えばキャスター付きのボックスに入れて転がすなど工夫をして、移動させるようにしましょう。
我が家の子どもたちが未就園児の頃は「片づけながらかくれんぼ」と称して、大人が鬼になり、子どもたちに自室以外の部屋に隠れてもらうというルールでかくれんぼをしていました。
「どこかな~」と探すふりしつつ、モノを手に持って、もしくはキャスター付きのボックスに入れて移動させて元の位置に収めていくので、何度かやっているうちに家の中が片付いていました。
今回は、部屋が散らかってイライラするときに、誰でもすぐに取り掛かれて、片づけ効果の高いポイントを3つご紹介しました。参考になりましたら幸いです。
【関連記事】