Twitterで「あなたをブロックしました」と表示されるように
Twitterで「他のユーザーのフォロー/フォロワーリストを見ていたら、あなたをブロックしましたというアカウントを見つけてショック」――こんなツイートが4月あたりから散見されるようになりました。少し分かりにくいので、具体的に説明します。Twitterを見ていて、気になったアカウントのプロフィールを見に行くことがありますよね。仮にそのアカウントをAさんとします。あなたはAさんがどんなアカウントをフォローしているのか、「フォロー中」をタップしてアカウントの一覧を見に行きます。すると、あなたもフォローしているアカウントが「フォロー中」と表示されたり、フォローしていないアカウントにフォローボタンが表示されたりします。
ここで、Aさんのフォローリストにあなたをブロックしているアカウントがあるとき、「@○○さんはあなたをブロックしました」と表示されるのです。 今まで、あなたをブロックしているアカウントは、その人のプロフィールを見に行くまで分かりませんでした。このアップデートで、プロフィールを見に行かなくても、他人のリストで分かるようになったということです。なお、2021年5月時点ではiOSのみの機能で、Android版のTwitterでは表示されません。
ブロックされるとどうなるか
誰かにブロックされていると、自分が悪いことをしたのでは、と不安になりますね。まず、Twitterでブロックされたらどうなるかを説明します。ブロックされると、もし相手をフォローしていても自動的に解除されます。その際に通知されることはありません。フォロー関係にある場合は、相手のツイートがタイムラインに表示されなくなったことでブロックされたことに気づくかもしれません。
相手のツイートを見たいと思っても、そのアカウントでログインしている限り、プロフィールとツイートを見ることはできません。DMの送信もできません。
ブロックしてきた相手は、あなたのプロフィールやツイートを見ることができます。ただし、鍵アカウントの場合は、フォロー関係が外れるので、あなたのツイートを見られることがなくなります。
ブロックされたらどうしたらいい?
実際の知り合いからブロックされていたら、そして理由に心当たりがないとなれば、かなりショックかと思います。嫌われたのではないか、傷つけるようなことを言ったのではないかと振り返るでしょう。もし何か気になることがあれば、Twitter以外の手段で尋ねてみるのもいいでしょう。でも、基本的には何もしないことをおすすめします。というのは、ブロックするには様々な理由があり、あなたを嫌いになったとは限らないからです。
例えば、あなたのツイート数が思ったよりも多かった、ツイートの内容が好きではないジャンルだった、いいねやRTが多くてあまり読みたくない、といった理由でブロックする人もいます。
また、あなたが誰にブロックされているか、基本的には他人から知られることはありません。知らないところで悪評が立つ心配はないのです。
ブロックされていることを知っても、「Twitterではそういうこともある」ぐらいの気構えでいいと思います。ただし、誹謗中傷などを繰り返して他のユーザーからのブロックや報告が相次いだ場合、あなたのアカウントが凍結されることもあります。悪質なツイートをしないように心がけるようにしましょう。
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