監督賞はクロエ・ジャオ一択!
■監督賞候補◎クロエ・ジャオ『ノマドランド』
△デヴィッド・フィンチャー『Mank マンク』
リー・アイザック・チョン『ミナリ』
エメラルド・フェネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』
トマス・ヴィンターベア『アナザーラウンド』(2021年9月3日公開)
作品賞と監督賞がセットで受賞されることが多いアカデミー賞。昨年も『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が作品賞とともに監督賞を受賞しました。
今年も作品賞と監督賞は手堅く『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督が受賞するのではないかと予想。クロエ・ジャオ監督はアジア人初の女性監督候補です。すでに各映画賞を多く受賞しているので大本命!
『ノマドランド』ではフランシス・マクドーマンドとデヴィッド・ストラザーン以外はリアルなノマド生活者をキャスティングしており、彼らの生活はノンフィクション、でもヒロインの物語はフィクションという実に難しい構成をものにしています。
対抗は『Mankマンク』のデヴィッド・フィンチャーかなあ。何度も候補になっていて実力は認められているので、あとはタイミング。でも今回は厳しいかもしれませんね。