空気清浄機

花粉症対策にも! 北欧デザインがおしゃれな空気清浄機「Blue 3000シリーズ」をおすすめする理由

ブルーエアが2020年12月に発売した「Blue 3000シリーズ」は、北欧デザインが特徴の空気清浄機。個室やワンルームでも最適に使える2サイズ展開です。Blue 3000シリーズの使用感や魅力を最新家電に精通するクリエイティブエディターの滝田 勝紀が解説します。

滝田 勝紀

執筆者:滝田 勝紀

家電ガイド

ブルーエアが2020年12月に発売した「Blue 3000シリーズ」は、北欧の自然をイメージしたシックなデザインが特徴の空気清浄機。おしゃれで小さな筐体ながら、センサーが目に見えない空気中の汚れを自動検知し、素早く取り去ってくれるので、花粉症対策にもおすすめです。

Blue 3000シリーズ開発の背景にある北欧デザインの魅力や使用感を、最新家電に精通するクリエイティブエディターの滝田 勝紀が解説します。
「Blue 3000シリーズ」利用イメージ(写真は筆者のもの)

「Blue 3000シリーズ」利用イメージ(写真は筆者のもの)

北欧デザインの魅力とは

北欧諸国は冬がとても寒いだけでなく、緯度が高いため冬の夜が長く、一日のほとんどが暗闇に包まれます。例えばスウェーデンのストックホルムでは、12月後半くらいになると、日の出が朝の8時30分以降、日の入りは15時前と日照時間が約6時間くらいに短くなるのです。場所によっては長く雪が降り降雪量も多いため、人々は一日の大半を家の中で過ごすことを強いられます。

こうした厳しい自然環境のなかで日々生活をする北欧の人たちですから、家の中でより心地よく快適に過ごすことに、非常に大きな価値を見出すのは必然と言っても過言ではないのです。いわゆる北欧デザイン(スカンジナビアンデザイン)というものは、そういう背景から生み出されました。

北欧デザインは世界で最も知られたローカルデザインスタイルの一つで、(1)シンプルでミニマル(2)美しい直線(3)洗練されたカラー(4)自然をモチーフにするなどの特徴が挙げられます。ブルーエアはスウェーデンのストックホルムに本社を置く空気清浄機の専業メーカーであり、そんなライフスタイルをベースに製品が開発されていることから、デザイン性が高いのは必然のことなのです。
北欧デザインが特徴の「Blue 3000シリーズ」(写真は筆者のもの)

北欧デザインが特徴の「Blue 3000シリーズ」(写真は筆者のもの)

ブルーエアのBlue 3000シリーズは、その高いデザイン性が顕著に現れたモデルです。筒状の筐体に余計なボタンを一切排したシンプルなルックス、操作は天面のボタン一つ押すだけで機能します。そして誰でも描けそうなほどシンプルな直線や曲線のみで美しいシェイプを構成しています。
 

インテリアや気分に合わせられる5色展開

プレフィルターのカラーリングは、まさに豊かなスウェーデンの自然からインスパイアされたもの。Arctic trail:雪解け水で濡れた山肌のようなダークグレー、Night waves:夜の波のような静かなブルー、Aurora light:オーロラのような幻想的なグリーン、Winter reed:冬の葦のようなライトグレー、Archipelago Sand:入り江の砂のような淡いピンクと、インテリアや気分に合わせて気軽にコーディネートを楽しめるものが用意されているのも大きな特徴です。
「Blue 3000シリーズ」カラーバリエーション。左からダークグレー、ブルー、ピンク、ライトグレー、グリーン(写真はBlue 3000シリーズ製品ページより)

「Blue 3000シリーズ」カラーバリエーション。左からダークグレー、ブルー、ピンク、ライトグレー、グリーン(写真はBlue 3000シリーズ製品ページより)

かつて、ブルーエアの創業者ベント・リトリ氏は、世界の中では比較的空気がきれいな都市であるストックホルムでブルーエアを設立しました。その理由は、彼が夏休みによく子どもたちと郊外の森や島へ旅行すると、そこは驚くほど空気がきれいな場所であり、ストックホルムに戻るたびに“いかに都市の空気が汚れているか”を痛感していたから。

「人は誰でもきれいな空気の中で生活する権利がある」という想いのもと、子どもたちにはきれいな空気の中で育ってほしいと設立されたわけですから、その空気質へのこだわりはとても強いものがあります。それがフィルターを今でも本国スウェーデンで開発し続けているところや、一般的なHEPAフィルターだけでは実現できないほどの高いレベルできれいな空気質を実現するための独自技術「HEPA Silentテクノロジー」を搭載しているところにも表れているのです。

「HEPA Silentテクノロジー」とは、汚染物質を、イオナイザーを通過する際にマイナス帯電させ、プラス帯電した多層フィルターでキャッチ。0.1μm以上の微粒子を99.97%まで除去でき、1枚で構成されたフィルターに比べて格段に目詰まりを起こしにくく、風量も維持しながら、静音性と省エネにも貢献するもの。ブルーエアを世界ナンバー1の空気清浄機専業メーカーとして知らしめるコア技術であり、ブルーエアの中ではコスパの良いモデルBlue 3000シリーズにも当然搭載されています。
 

用途に応じてリビング用、寝室用の2サイズから選べる

Blue 3000シリーズの特徴は大きなリビングでも、個室やワンルームでも最適に使えるように、2つのサイズを用意しています。価格はリビング用の「Blue 3410」が3万5000円、寝室用の「Blue 3210」が2万2000円(各税別、ブルーエアストア価格より)。

実際に筆者も寝室で使っていますが、スペースがあまり広くないベッドサイドなどにも設置することができ、深夜の真っ暗な部屋でも音が気になることはなく、空気の汚れをリアルタイムに表すLEDも眩しくないため、眠りを妨げることなく、部屋をきれいな空気のまま維持してくれます。
「Blue 3000シリーズ」を寝室に置いたイメージ(写真は筆者のもの)

「Blue 3000シリーズ」を寝室に置いたイメージ(写真は筆者のもの)

子どもの頃から重度の花粉症に悩む筆者は、ベッドメイキングの後などに、ホコリや花粉などが舞ったままの部屋に入るとくしゃみが止まらなくなることがありますが、Blue 3000シリーズを置いておくことで、センサーが目に見えない空気中の汚れを自動検知し、素早く取り去ってくれるので、安心して眠ることができます。

コロナ禍において、多くの人が長く家にいることを強いられている今だからこそ、省スペースで場所を取らず、北欧デザインの美しさがより顕著に感じられる、Blue 3000シリーズを手にしてみてはいかがでしょうか?
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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