空気清浄機は、その本体に室内の空気を吸い込みフィルターでろ過するという仕組みとなっています。そのため「いかに室内の空気を効率よく吸い込むか」が勝負となります。それらを判断する目安として、以下の数値が参考になります。

適用床面積=清浄スピードの目安

カタログには以下の様な「適用床面積○畳(○○m²)」という表記がされています。この数値は日本電機工業会で定められて、基準に基づき「5本のタバコを吸ったときに相当する空気の汚れを、30分できれいにできる広さ」を表しています。この数値はあくまで「清浄スピードの速さ」の目安となります。数値が大きければ大きいほど、早く室内が快適になるということです。

したがって、使用する部屋の広さが8畳だから適用床面積12畳で十分ということではありません。一刻も早く室内をキレイにしたいなら、この数字が大きいものを選びましょう。また、カタログには「8畳の部屋が何分でキレイになるか」も表記されています。あわせて参考にしましょう。

※日本電機工業会に属していない製品は、この数値が規格に則っていない場合もあります。日本電機工業会の基準を採用しているメーカーは、必ずその旨カタログに明記されていますので確認してください。

風量の数値が大きいほど速く循環してくれる

最大風量(m³/分)毎分何立方メートルかで表されます。この数値が大きいほど速く空気清浄機が循環するというということですが、あくまで循環できる風量なので「風量=キレイな空気の供給量」とは限りません。浄化スピードは適応床面積で把握できるので、この数値は念のためチェックしておく程度で大丈夫です。

■代表機種:ブルーエア 680i(ブルーエア) ※2016年11月発売
スウェーデンメーカーの空気清浄機。最大容量のモデルはかなりの風量となっています。ブルーエアは国際基準のため、国内基準の最大風量(m³/分)とはやや意味合いが異なり、1時間に供給できるキレイな空気を表す「清浄空気供給量(m³/h)」なので、浄化スピードとリンクします。 もっとも能力の大きいモデルで、適応床面積は75畳と非常に大きいのも特徴です。
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吸引力だけではなく、気流もチェック

各メーカー、前面・側面・背面などいろいろな方向から吸引し、そのパワーをアピールしています。もちろん吸引力は大事なポイントです。でも本体から遠く離れた部屋の隅の空気が本当に吸い込まれているのか、疑問ではありませんか? いくら「吸い込む力」が強くても、室内の空気が上手く流れてくれなければ、遠く離れた隅の空気は吸い込めないのでは?

そこで、確認したいのが空気の循環をうながす“気流設計”です。室内の空気が上手に流れるための気流設計がされているか、しっかりチェックしてみてください。部屋に気流が起きやすい方が、より効率良く室内の空気を浄化できると言えるはずです。

■代表機種:KI-GX100(シャープ)※2016年10月発売
部屋の隅々まで素早く風が届く空気力学を応用した吹き出しと、背面吸い込みで、部屋の空気をばっちり吸い寄せます。業界最大風量で浄化スピード最速!

 

■代表機種:F-VXM90(パナソニック)※2016年10月発売
床上30cmの空気を集中的に吸い込む、こだわりの下吸い込み「メガキャッチャー」と 0.3μmの微細な粒子まで検知する「高感度ハウスダストセンサー」搭載で、花粉やハウスダストをパワフルに吸い込みます。2016年は、新形状の「ツインルーバー」を採用し、空気を左右に分けて2本の気流(=ダブルフロー)で花粉除去性能を従来品の約2倍に向上したのも、頼もしい。

 

■代表機種:MCK70T(ダイキン)※2016年10月発売
空気清浄機は室内の空気を循環するということに注目し、サーキュレーション気流を搭載。エアコンとの併用で、冷暖房効率アップも期待できます。

 

■代表機種:AirEngine(バルミューダ)※2013年秋発売
吸込み・吹き出し、それぞれに最適な2つのファン搭載し、サーキュレーションのように真上に吹き出すことで室内に強力な空気循環を生み出す独自の構造が特徴。※2013年JetCleanから改名しましたが、基本的な構造は一緒です!

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