ゆうパケットポストとは?
メルカリではもともと郵便局との連携で「ゆうゆうメルカリ便」を提供してくれています。「e発送サービス」を使う方法で、郵便局に設置されている「ゆうプリタッチ」という端末から配送用のラベルを出す方法と、ローソンの端末「Loppi(ロッピー)」から手続きをする方法があります。いずれの方法もお店や郵便局での手続きが必要となり、実はこれが意外と手間だったりもします。それを解消するために導入されたのが「ゆうパケットポスト」です。「ゆうパケットポスト」で使用する専用箱
ゆうパケットポストを使う前に確認したい注意点
ゆうパケットポストを使うためには、いくつかの注意点があります。1. 専用の箱が必要になる
ゆうパケットポストは、箱に付いている2次元コードを使って発送手続きをするので、専用の箱が必要になります。郵便局(窓口がない郵便局や簡易郵便局は除きます)やローソン、100円ショップのセリア(取り扱っていないローソンやセリア店舗もあります)で販売されています。価格は1箱65円(税込)です(セリアの場合には2枚で110円)。筆者はローソンで買ったのですが、メルペイなどのキャッシュレス決済での支払いも可能です。
2. ポストの投函口の大きさによっては入らないこともある
街中のポストの中には投函口が小さいものもあります。ゆうパケットポストの専用箱は約33cm×23cm、高さが3cmなので、これが入るサイズでないと投函ができません。
3. 専用箱の再利用はできない
これまで購入した商品がゆうパケットポストの箱で送られてきたとしても、その箱をもう1度使うことはできません。1回使い切りです。
4. 配達まで時間がかかることもある
通常のゆうゆうメルカリ便よりも配達まで時間がかかることもあります。1日程度遅れる可能性もあるので、購入者が急いでいたり、使用期限があるような商品を送る場合には適さないかもしれません。
5. 他のフリマアプリでは使えない
2021年2月の時点で、ゆうパケットポストが使えるのはメルカリの「ゆうゆうメルカリ便」のみです。PayPayフリマやラクマでの商品発送には使えません。
ゆうパケットポストの梱包の仕方
ゆうパケットポストで発送するためには、専用箱での梱包が必要です。組み立て方は箱に書いてあります。まずは側面を立てて、そこにタグのようになっている部分をを入れます。 次に商品を入れます。ここに入れる前にも、商品をビニールの袋などに入れます。 このままだと中で商品が動いてしまうので、筆者はテープなどで留めるようにしています(写真の赤丸部分)。 白いテープを剥がして封をするのですが、このとき蓋になる部分に付いているタグのようなものを、側面の切り込みに入れるのを忘れないようにしましょう。入れ忘れて封をしてしまうと、剥がして入れ直すか、タグ部分をテープなどで止めることになってしまいます。発送の手順
梱包が終わったら、発送の手続きをしていきます。配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」にします。そうすると「郵便ポストに投函」があるので、それをタッチします。 専用箱の2次元コードを読み取ります。 スマホをかざすだけでさっと読み取ってくれます。 「ご依頼主様保管用シール」を剥がしたことを確認して「チェック」を入れてポストに投函。発送したら「発送通知」をすれば完了です。 ゆうパケットポストはポスト投函ができて便利なのですが、今現在は送料が200円で専用箱代に65円かかります。ヤマト運輸を使うらくらくメルカリ便のネコポスなら175円なので、サイズがほぼ同じなのに100円の差ができてしまうのです。販売価格が高ければいいかもしれませんが、手元に入ってくる金額が少ない場合には、ゆうパケットポストを使うかどうかは考えたほうがいいでしょう。もちろん郵便局やコンビニ(ローソン)に行く手間が省けるメリットはありますから、手間や時間、コストから総合的な判断が必要になりそうです。【おすすめ記事】
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