文字を加えて年賀状に
絵をバックに、[テキスト]ツールで文字や文章を加えて、年賀状やお便り、チラシなど、さまざまな活用ができます。
もちろん、テキストに頼らず、タブレットで筆圧を効かせた筆文字が描けるのも魅力ですね。
ペンタブレットで直感的に描けます
ペンタブレットの筆圧や傾斜、回転などにも対応しています。ペンタブレットを使うことで、直感的にストロークの太さや形の変化を加えて描くことができます。何度でもやり直し、描き直しができるデジタルならではの利点を生かして、効率よく納得のいく絵に近づけていけます。
▲WACOM Intios3では、よく使うショートカットキーを割り当てたり、スクロールによるブラシサイズ変更を設定することも。 |
気をつけたいこと・感想など
前のバージョンに比べて、描画スピードがアップしたことに目を見張ります。
とはいえ、気をつけたいのは、大きなサイズの写真を自動ペインティングしようとすると、パソコンの動作が重くなってしまうことがあるので、写真を適度なサイズに変更してから描き始める方がいいと思います。また、環境設定でメモりや一時ファイルディスクも最適な設定にしておく必要があります。
絵をじっくり描きたい方には、写真を使わずに、漫画、イラスト、絵画など、デッサンから完成まで、サポートしてくれる便利な機能も用意されています。
「紙に描くように、自在にキャンバスを傾けながら描きたい」という思いをされた方もいらっしゃるでしょう。そんなときには[用紙回転ツール]がとても便利です。↓
また、写真の上にイラストを重ねたり、一部分を選択してペイントするなど、レイヤーや選択範囲を使って、いろいろな合成作品も作れます。
ただ、漫画の主線を描く際には、いきなりキャンバスに描いてしまうと、レイヤーには合成方法(ブレンドモード)がありませんので、キャンバスの主線をペイントしたレイヤーの上から乗算表示することができません。主線は新規のレイヤーを作成してから描くのがポイントになります。
実際に画材を買いそろえるのは大変なことですが、Corel Painter Essentials
3では、ブラシカテゴリが18種類、全部で76種類のブラシを使って、いろいろな絵が描けますので、かなり魅力的だと思います。
また、絵は苦手だけど写真を絵画風にしてブログで活用するなど、人とは違ったビジュアルにこだわりたいという方にも、魅力的なソフトだと思います。
製品情報
Corel Painter Essentials 3(Mac OS X版/Windows版)
- 発売予定日: 2005年11月11日(金)
- 価格
- 通常版 9,980円(税込) (本体価格 9,505円)
- 乗り換えアップグレード版 7,980円(税込) (本体価格 7,600円)
- アカデミック版 5,980円(税込) (本体価格 5,696円)
- ESD版(ダウンロード版) 7,980円(税込) (本体価格 7,600円)
- お問い合わせ先
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コーレル カスタマーインフォメーション
TEL 03-5977-3793 (祝日を除く月~金 10:00~17:00)
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