とはいえ、自分で展開図を作ろうと思っても、サイコロのように簡単にはいきません。

そこで今回は、好きな形を自分でモデリングして、簡単にペーパークラフト展開図を作成、印刷できるという、とてもユニークで楽しいソフト「ペパクラデザイナー3」をご紹介します。
実際に作ってみると、思ってたよりも何十倍もおもしろいと実感できますよ!
秋の夜長も、時間を忘れてしまうほど、夢中になってしまいます。

自分で作った立体を展開図にして、紙工作をします。
 

ペパクラデザイナーとはどんなソフト?

ペパクラデザイナー3のパッケージ

ペパクラデザイナーは、3Dデータからペーパークラフト用の展開図を簡単に作成できるソフトウェアです。
ペパクラデザイナーのパッケージには、初心者から3Dモデリングに親しみやすい3DCGソフト「六角大王SuperLE」が付属していますので、簡単にオリジナルの3Dデータを作ることができます。
ペパクラデザイナーでは六角大王のほかにも、展開図作成可能な3DCGソフトのデータもあります。
また、すぐに作って試せるデータも用意されています。

ペパクラデザイナーを使うと、次のような流れで、オリジナルのペーパークラフトを作ることができます。

3Dデータを用意します

ペパクラデザイナー3はとても親切で使いやすいソフトです。あらかじめすぐに楽しめる展開図のデータが豊富に用意されています。もちろんオリジナルの3Dモデリングから作ることを楽しみたい方のために、六角大王SuperLEがついています。

六角大王で好きなものをモデリングします。はじめはできるだけ簡単な形を作ってみます。
おすすめは、ペパクラデザイナーのチュートリアルに収録されている「ケーキ」の作り方です。六角大王の使い方もとても理解しやすくなっています。

六角大王でデザインしてみました。かなり単純な形ですが、これでもペーパークラフトにすると十分つくりごたえがあります。

展開図の作り方

3Dデータができあがりましたら、六角大王からでしたら簡単にペパクラデザイナーへ、展開作業を移行させることができます。
六角大王の[ファイル]メニュー→[展開図の作成]を選ぶと、ペパクラデザイナー3が起動して、作成した3D画像が開きます。

[展開]をクリックすると自動的に展開図が作成されます。

展開図の編集方法

展開図ができましたが、リサイズしたり、折り目を目立たなくさせるといった編集をすると、より作りやすくきれいに仕上がります。

展開図1ページは通常A4サイズに設定されていますが、この一枚にすべてのパーツを印刷したのでは、とても細かくて小さいペーパークラフトになってしまい、工作しづらいので、パーツを数ページ(数枚)に分けて印刷するように、レイアウトを変更します。

1ページに配置したパーツを、3ページ分にレイアウトを変更したところです。

辺(折り目、切り取り線)を、目立たない色に変更したり、パーツを作りやすい部分で分割、または辺と辺を正しく接合させることができます。パーツを移動して印刷する用紙を節約したり、どんなペーパークラフトなのかタイトルや説明書きなどをテキスト入力したり、細かい編集も可能です。

さらにパーツを拡大して、タイトルを入れ、辺などの線の色を茶色に変更したところです。

また、実際の線よりも色が少し外側にはみ出すようにすると、のりしろなどの白い部分が目立たなくなります。
折り目やパーツが多くなるほどに、どの辺とどの辺を合わせて貼り付けるのかわからなくなるような場合は、辺の接続番号を表示させることもできるという便利さです。

「はみ出し塗り」と、「線の接続番号」を表示させたところです。同じ番号の線を合わせると正しく合わせることができます。

次は、プリンターで展開図を印刷して、ペーパークラフトを楽しみます。次のページへ>>

印刷して切り取ってペーパークラフトを作ります

できあがった展開図を、プリンターで印刷をして、既成のペーパークラフトと同様に切り取ってのりで貼って組み立てていきます。
ペーパークラフトに適した中厚手~厚手の用紙が適していると思います。

印刷した展開をパーツごとに切り取って並べたところです。まるでパズルをはじめる前のようにわくわくします!

できあがりました。これでも1時間以上かかりましたー。

またペパクラデザイナーでは、印刷する以外にも、BMPやEPS形式などでも保存ができますから、メールなどで友人にもペーパークラフトを楽しんでもらったり、展開図をパスの状態で編集するといったこともできます。

いろいろなデータでも楽しめる

そのほかにもペパクラデザイナーを使っていろいろな楽しみ方ができます。
たとえば、収録されている展開図のデータですぐに印刷をして楽しめますし、人物のペーパークラフトも作れます。

「アートワーク」フォルダにはいろいろなペーパークラフトが収録されています。また、ペパクラギャラリーには、有志ユーザーによる自作ペーパークラフトデザインがアップロードされています。

入門編のケーキのチュートリアルで使い方をばっちり習得!
ほかにもいろいろなサンプルが用意されています。

また、六角大王では人物の全身写真から、3Dデータが作れますので、これを作って人物の展開図を作って、人体ペーパークラフトも楽しめます。

自分の体を展開図にすると、こうなるのか…。

キャラクターや、動物、ミニカー、お菓子、花などいろいろなペーパークラフトにチャレンジしてみませんか? 結構つくりがいがありますし、なにより世界唯一のペーパークラフトが作れるのですから。

次回は実際に自分で3Dモデルを作り、より手早くきれいにペーパークラフトを作る方法をご紹介します。

製品情報

ペパクラデザイナー3+六角大王SuperLE

動作環境

  • OS: Windows2000/XP/Vista
  • CPU: Intel社製CPUとその互換機
  • Pentium互換CPU(500Mhz以上相当)
  • メモリ: 256MB以上
  • HDD: 250MB以上の空き容量
  • ビデオ出力: 解像度800x600ピクセル以上
  • 色数65,536色以上

企画・販売元
多摩ソフトウエア有限会社
共同企画 株式会社終作

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