子どもの頃から親しめるペーパークラフトですが、今はオリジナルのデザインでペーパークラフトを作って楽しむ大人も少なくありません。
デザインして、展開図を作り、プリントアウトして、切り取って、貼り付けて、組み立てるまで、時間をかけてじっくり作り込むのもいいものです。

前回ご紹介したペーパークラフト展開図作成ソフトの「ペパクラデザイナー3」を使うと、とても簡単に展開図を作ることができます。ガイドもオリジナルの展開図を作った時点では、これくらいなら簡単に切って組み立てられるだろうと思っていたのですが、実際に切ったものを組み立ててみると、1日~数日かかってしまうこともありました。

でもできれば展開図どおりに正確に切り取ったり、折り目を入れられると、効率よくきれいに仕上がりますよね。

そこでおすすめなのが家庭用のカッティングマシンです。展開図を簡単に正確に切り取ることで、折り、貼り、組み立てる作業がより楽しくなります。そんなお手伝いをしてくれるのが、カッティングマシン「CraftROBO」(グラフテック株式会社)です。

ペパクラデザイナー3には、有料ですが、CraftROBO対応の展開図作成ビューワーを公開しています。今回はこれらを使った、オリジナルペーパークラフトの作り方の流れをご紹介します。

六角大王SuperLEで、3Dモデルを作り、ペパクラデザイナー3で展開図を作成して、CraftROBO対応の展開図作成ビューワーで用紙に印刷し、CraftROBOで用紙をカットして、切り取ったものをのり付け、組み立てて完成させます。

CraftROBOを使用する場合は、あらかじめ対応の展開図作成ビューワーをダウンロードインストールしておきます。ペパクラデザイナートップページの「ダウンロード」をクリックします。一覧から「ペパクラビューワーCraftROBO対応版」をクリックしてダウンロードします。使用にはパスワードの購入(価格は1,575円)が必要です。

ペパクラビューワーCraftROBO対応版のダウンロード画面。

前回の記事

六角大王SuperLEで3Dモデルを作る

ペパクラデザイナー3に付属されている3DCGソフト「六角大王SuperLE」で3Dモデルを作成します。できるだけ単純な形で作るようにしましょう。複雑になると作るのに非常に時間がかかりますので、ちょっと簡単過ぎるかな?と思うくらいの形にしておいた方が良いです。

六角大王SuperLEであひるのモデルを作ってみました。

3Dデータをペパクラデザイナー3に送る

六角大王SuperLEで作成した3Dモデルを、ペーパークラフト用の展開図を作成する「ペパクラデザイナー3」にデータを送ります。六角大王SuperLEの「ファイル」メニュー→「展開図の作成」をクリックします。
「ペパクラデザイナー3」が起動して、作成した3Dモデルが表示されます。

ペパクラデザイナー3が起動したところです。

ペパクラデザイナーで展開図を作る

ペパクラデザイナーの「全自動」にチェックを入れて、「展開」ボタンをクリックします。
すると自動的に1ページ(1枚の用紙)内に3Dモデルの展開図を作成します。

ペパクラデザイナー3が自動的に作成した、ペーパークラフトの展開図です。

ただしこのように1ページに複数のパーツを印刷すると、工作するのにとても細かい作業が必要になり、できあがりも小さいペーパークラフトになってしまいます。ですから数ページ(数枚の用紙)にパーツを拡大して配置したほうが、大きくて作りやすいものになります。

そこで、「パーツの自動レイアウト」をクリックして、「値の指定」の「拡大率」を試しに「2」倍に拡大してみます。
するとパーツがそれぞれ2倍に拡大して、自動的に4ページの用紙にパーツを配置します。

パーツの自動レイアウトで、それぞれのパーツの大きさを2倍にしたところです。1ページに配置されていたパーツが、4ページにわたって配置されました。

ただし、パーツが2ページにまたがっている部分がありますので、そのようなパーツを分離して、自動的にのりしろを作成します。次のページへ>>