出番が多い洋服は“ハンガーに掛ける”だけ収納で時短!
「服を畳むのが面倒」という声をよく耳にしますが、出番が多い洋服ほど、気軽にハンガー掛けにして収納の労力を減らしたいところ。そこで便利なのが、円弧を描くアーチ形状のハンガーです。アーチ状のハンガーは、肩線に切り替えがない衣類、肩線が外側に外れているニットなどにも使える
「春夏の薄いトップスの場合、5着分で幅が5cmなので省スペース」と、にでがわさんは言います。厚みのある冬のコートで試してみると、木製のハンガーよりも幅をとらなかったそうです。
同じメーカーのハンガーで揃えると見た目がキレイに整う
冬コート2着が、木製ハンガーでは約7cmの幅が必要なのに対し(左)、アーチ型では約6cmで済む(右)
滑らないハンガー人気3種の微差を検証!
今回試してみたハンガーは、ドイツ製の「マワ そこのミック40」、ニトリの「すべりにくいアーチ型ハンガー」、ケユカの「滑らないハンガー」の3種類。どれも同じように見えるのですが、わずかな違いがあります。各メーカーの商品説明を参考にして作成した一覧表。フック(首)の回転は実際の商品で確かめた結果を表示。マワハンガーの幅は他に30cm、36cmのタイプもある
にでがわさんの計測ではハンガーフック長さは、上のマワハンガーが約10.5cm、下のニトリが約8.5cm(写真左)。ハンガー本体の先端の形状も異なる(写真右)
左がケユカ、右がマワで、フック(首)の長さは同じで約10.5cm。ハンガーの湾曲も先端の処理も似ている
みのわさん(肩幅40cm)の肩線のないニットで試した、左がマワ、右がケユカのハンガー
フック(首)が短いから、ハンガーラックにロングコートを掛けても、床まで間にスペースが残る
ハンガー選びはサイズとコストがポイント
ハンガーを揃えるとなると、数本まとめて購入するので、コスト面でのメリットがポイントになります。とはいえ、いったん買ったら長く使うので、他の要素もチェックする必要があるでしょう。マワハンガーはサイズ、色、形状のバリエーションが豊富で丈夫なことが特徴です。マワハンガーのスリムは、40×20.5cm、厚さ0.4cmの薄型で、よりいっそうコンパクトな収納に
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