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ボーナスの使い道ランキング!2020年冬最新版

2020年の冬、コロナ禍でのボーナス。例年と使い道が変わるのでしょうか? 2020年冬ボーナスは減額はもちろん、支給されるかわからない人も多い様子。ボーナスを手にした人はどうするのでしょうか? 最新ボーナス使い道ランキングを紹介します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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2020年冬ボーナスの使い道は?

2020年のボーナス、この使い道はどうなっているのでしょうか? 最新ボーナス使い道ランキングを紹介します。コロナ禍でのボーナス、減額や支給されるかわからない人も多い中、ボーナスを手にした人の使い道に影響がでるのでしょうか?
2020年冬ボーナスは減額・不支給が例年より増えるため、ボーナスを手にできたら、とても貴重なプレゼントに思えるかも

2020年冬ボーナスは減額・不支給が例年より増えるため、ボーナスを手にできたら、とても貴重なプレゼントに思えるかも


 年に2回受け取るボーナスは、会社員や公務員にとっては自分へのご褒美のようなもの。使い道をあれこれ考えるのが一番楽しい時かもしれません。とはいっても、大切なお金。特に、このコロナ禍で得ることができたボーナスは大変貴重なお金。みんなは何に使う予定なのでしょうか? 株式会社ロイヤリティ マーケティングが発表した「第43回 Ponta消費意識調査 2020年10月」のデータを元に、ボーナスの使い道をみてみましょう。

 

ボーナス使い道ランキングTOP3:預貯金、旅行、外食

【2020年冬のボーナスの使い道(3つまでの複数回答) 「Pontaリサーチ」調べ】
 
【1位】貯金・預金 38.0%
【2位】旅行(宿泊を伴うもの)6.9%
【3位】外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)5.1%
【4位】食品(ふだん食べるもの)4.6%
【5位】衣服 3.9%
【6位】財形貯蓄 3.8%
【7位】食品(お取り寄せなど、特別なもの)2.8%
【8位】ローンや借入の返済 2.6%
【9位】株式 2.3%
【10位】旅行(日帰り)2.0%
    特にない 5.8%
    支給されない・分からない 46.4%
 
ボーナスの使い道のトップは「貯金・預金」で38.0%。どの調査結果でも、預貯金は1位となっています。まとまったお金が入ったらまずは預貯金といったところでしょうか。支給されない・分からないが46.4%も占めているため、ボーナスが支給される人の多くは預貯金を考えているようです。
 
ただ、この貯金・預金ですが2019年は40.5%でした。2.5ポイントも下がっています。今年のボーナスは減額が多いので、預貯金ができる余裕がないのかもしれません。

 

旅行・外食は減。感染予防か?

2位は「宿泊を伴う旅行」で6.9%。2019年は11.3%でした。こちらは4.4ポイントも下がっています。3位は「外食」5.1%。2019年は5.6%でしたから、こちらも0.5ポイント減っています。旅行や外食によるコロナ感染などを避けた結果でしょう。

 

食品(お取り寄せなど、特別なもの)は増。巣ごもり消費?

4位は「食品(ふだん食べるもの)」で4.6%となっています。2019年は4.8%で減ってはいるものの、2018年以前よりは多くなっています。注目したいのが「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」。2020年は2.8%ですが、2019年は1.8%。1ポイントも上がっています。お家でちょっと贅沢なご飯を食べる巣ごもり消費ですね。コロナの影響で売り上げが下がった食品を買って応援という意味もありそうです。

 

ボーナス使い道 財形貯蓄減、株式は増

5位は「衣服」3.9%で、前年と同じ結果に。6位になったのは「財形貯蓄」で3.8%。2019年は4.2%で減っています。それに対して、9位「株式」は2.3%ですが、2019年は1.6%。別調査でも、コロナ禍で運用を始めた人が多いという結果が出ています。

 

「貯金・預金」の使い道、収入の変化への備えが激増

「貯金・預金」の使い道として、「老後の生活の備え」58.1%、「将来の消費への備え(住宅購入、子供の学費など)」53.1%。次いで「収入の変化への備え」が40%となっています。2019年は27.1%だったものが、12.9ポイントも増加。コロナの影響で業績が悪くなっている会社が多く、貯蓄で対応しておきたい人が増えています。
  
 

「ボーナスが支給されない・分からない」が46.4%も

そして注目したいのが「支給されない・わからない」が46.4%もあるところ。2019年は41.9%でしたから、4.5ポイントも増えています。特に今年は、ボーナスがあてにできない人も多いことでしょう。ボーナスの使い道を考えられるのはありがたいこと。ボーナスをあてにしていない、できない人が半数近くもいることを忘れてはいけません。

 

ボーナスの使い道は、半分以上を預貯金が61.6%

ボーナスから預貯金したい人は、ボーナス全体のどれくらいを預貯金にまわすのでしょうか?
 
【ボーナスの支給金額のうち貯金・預金したい額の割合 「Pontaリサーチ」調べ】
「25%未満」 14.0%
「25~50%未満」24.5%
「50~75%未満」26.1%
「75%以上」 35.5%

半分以上を預貯金したい人はあわせて61.6%と、預貯金したいと思う人の6割がボーナスの半分以上を貯蓄にまわすようです。また、35.5%が75%以上貯金するという結果に。預貯金をしっかりしようと考えている人は、金額もしっかり貯めているようです。
 
ボーナスと一言でいっても、支給額の差は大きいものかと思います。何割かはしっかり貯蓄をしたいものです。普段の家計不足分を補うことも大切です。とはいっても、特別なボーナスです。普段体験できないようなこと、買えないようなものなどに使う等、メリハリのあるボーナス使い道にできたらいいですね。

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