デジタルカメラで撮影した後、パソコンの画面で写真を見ると、写真の中に細かい虹色のまだらな模様が入っていたり、本来あるはずのない色が入っていた事はありませんか?
それは、「ノイズ」と呼ばれるもので、フィルムカメラでは起こらない、デジタルカメラでの好ましくない特性です。
今回はこのようなノイズを、ユニークな方法で、写真の詳細を保ちながら、きれいにノイズだけを除去してしまうソフトをご紹介します。
どうして写真にノイズが入るの…?
デジタルカメラは、フィルムの代わりに、CCDやCMOSセンサーを使い、レンズを通した画像をデジタル信号にしています。そのCCDやCMOSが、光を受ける際、誤った色情報を感知してしまい、撮影画像にノイスが入ってしまうのです。
最近のデジタルカメラでは、CCDやCMOSセンサーの品質が向上して、ノイズが出にくくなっていますが、それでも、ノイズが絶対に出ないと言うことはありません。
800万画素の高級デジタルカメラでも、ノイズが出る場合があります。特に、明暗がはっきりしている画像や、暗い場所での撮影ですと、ノイズが出る可能性が高くなります。しかも、ノイズは決まった場所に出るわけではありませんので、同じ場所、同じ設定で複数枚撮影しても、ノイズが違う場所に出てしまうこともあります。
こうしたノイズは小さい物ですから、デジタルカメラに付いているモニタ画面では、なかなか発見することができず、たいがい、画像データをパソコンに取り込んでから気が付きます。ですから、お手持ちのデジタルカメラが、どのような時にノイズが発生するか、予め知っておく必要がありますし、ノイズが出やすいと思われる場所での撮影でしたら、複数枚撮影しておけば、ノイズが入っていない画像を撮影できたりします。
しかしながら…、複数枚撮影したのに、すべての画像にノイズが出てたりしますと、もう、デジタルカメラだけでは対応できません。
そんなときにこそ! ノイズ写真をもってノイズを制するという、新しい高性能なソフトを、次のページでご紹介します。