フムスとは？良質な植物性たんぱく質「ひよこ豆」
フムスとは、アラビア語で「ひよこ豆」の意味。もともとフムスは、宗教上の理由から肉類を食べることを禁止されていた中東地域の人にとって貴重なたんぱく源でした。中東では、ひよこ豆とタヒーニという中東の濃厚な練りごま、オリーブオイル、レモン、クミンなどをペースト状にした「メゼ」と呼ばれる家庭料理が、古くから親しまれています。
映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』で、サマンサがホルモン補給のためにフムスを食べていたのが話題になりましたよね。
タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で、血中コレステロール低下も効果もあるひよこ豆に、抗酸化のゴマペースト、ニンニク、オリーブオイル、レモン、脂肪燃焼効果のクミンと、美肌やアンチエイジングに有効な食材のオンパレード。海外セレブが愛用するパワーフードなんです！
フムスの強みはいろいろな料理に合うこと
豆類にあたるひよこ豆は、良質な植物性たんぱく質や食物繊維を含みます。また、豆類の中でもカリウムが豊富で、むくみ予防にも効果的。ほくほくしたほのかな甘さがあり、いろいろな料理に合うのも人気の秘密です。動物性脂肪の摂りすぎは世界的な課題になっており、赤身肉や加工品に含まれる飽和脂肪酸は、腸で毒素を排出し、腸内環境を乱すことで大腸を老化させるリスクを上げると言われています。腸はダイエットや美容の要。美意識の高い層は、ますます植物性たんぱく質を好んで食べるようになっています。また、近年はサスティナビリティの意識が高く、植物性食材を選ぶことがひとつのライフスタイルとしても定着してきました。
パンやサラダ、野菜ディップで食べよう！
同じくひよこ豆をつぶして油で揚げたコロッケ「ファラエル」と一緒にピタパンに挟んだ「ファラフェルサンド」は、日本でも専門店が登場する人気ぶり。野菜ディップにしたり、サラダボウルにトッピングしてパワーサラダにしたり、クラッカーに乗せたりと使い勝手がいいので、バリエーションが広がります。また、動物性脂肪の多いマヨネーズやドレッシングと置き換えることで、食物繊維を摂りながらカロリーと脂肪分を抑えることもできますよ。ここからは、イチオシのフムスを3商品ご紹介します！
テラサナ「オーガニックフムス オリジナル」
テラサナ「オーガニックフムス オリジナル」（出典：Amazon）
DATA
テラサナ┃オーガニックフムス オリジナル
原材料：有機ひよこ豆、有機ひまわり油、有機胡麻ペースト、有機米澱粉、塩、有機ガーリックパウダー、有機クミン、有機カルダモン／クエン酸
内容量：190g
トップバリュ「フムス プレーン」
トップバリュ「フムス」（出典：イオン/トップバリュ）
実はプラントベース食材が充実しているトップバリュ。こちらにも手軽なペーストタイプのフムスが登場。1個198円（税別/執筆者調べ）とコスパがよく、手軽に取り入れやすいのがうれしいポイントです。お好みでクミンや唐辛子、ハーブをスパイスを加えてアレンジを楽しむのもおすすめ。
こってりしていて食べ応えもあるので、マヨネーズの代わりにサンドウィッチに使うとGOOD。コレステロールの取りすぎ予防になります。
DATA
トップバリュ┃フムス プレーン
原材料：ひよこ豆粉、ねり白ごま、オリーブ油、食用調合油、にんにく、ひよこ豆、すり白ごま、食塩、クミン、寒天、レモン果汁、白こしょう、ローレル
内容量：80g
Kurakon「HUMMUS」
Kurakon「HUMMUS」（出典：Amazon）
「マイルドスパイス」は、唐辛子のカプサイシンで脂肪燃焼効果がプラス。お好みの味を見つけてくださいね。
DATA
Kurakon┃HUMMUS ORIGINAL
原材料：ひよこ豆（アメリカ産）、植物油脂、レモン果汁、ねりごま、たまり醤油（大豆を含む）、クミン粉末、醸造酢、黒砂糖、ローストガーリック粉末、黒胡椒粉末、食塩
内容量：80g
DATA
Kurakon┃HUMMUS TOMATO & BASIL
原材料：ひよこ豆（アメリカ産）、トマトペースト、植物油脂、レモン果汁、ねりごま、たまり醤油（大豆を含む）、黒砂糖、醸造酢、ローストガーリック粉末、食塩、クミン粉末、黒胡椒粉末、バジル粉末
内容量：80g
DATA
Kurakon┃HUMMUS MILD SPICY
原材料：ひよこ豆（アメリカ産）、植物油脂、レモン果汁、ねりごま、マンゴー果汁、唐辛子ペースト、たまり醤油（大豆を含む）、醸造酢、クミン粉末、ローストガーリック粉末、食塩、黒砂糖、黒胡椒粉末
内容量：80g
なかなか聞きなれない「フムス」ですが、美肌やアンチエイジングに悩んでいる人にイチオシのスーパーフード。いざ食べてみると意外と食べやすく、日常的に摂り入れやすい食材です。記事を参考に、お気に入りのフムスを探してみてくださいね！
