お彼岸でやってはいけないこととは? お墓参りでのお供え物、タブー
お彼岸でやってはいけないこと
<目次>
お墓参りタブー:墓石に故人の好きだったお酒やジュースをかける
お参り後、お供えしたものは必ず持ち帰りましょう
わざわざ墓石にかけず、缶やペットボトルのまま、またコップに移し替えてからお供えしましょう。もちろんお参り後は必ず持ち帰るように。
お墓参りタブー:故人が好きだったユリの花をお供えした
お墓参りの供花として避けたい花は意外とあるものなので、覚えておくとよいでしょう
お墓参りでお供えする花は、何でも良いわけではありません。香りの強いユリ以外では、トゲがあるもの(バラやアザミなど、トゲはカットすればOK)、毒を持つ花(スイセン、彼岸花など)、ツルがあるもの(アサガオ・クレマチスなど巻きついて邪魔になる)、また首から落ちると言う意味合いから、椿やボタンなど。
お墓参りで避けたい花は意外とあるため、覚えておくとよいでしょう。
お墓参りタブー:お供え物のお菓子をそのまま置いて帰る
――必ず持って帰るのが基本です。お供え物を置いて帰ると、食物が腐ったり、鳥や動物に荒らされたりして墓石に傷がつくかもしれません。また、きれいに掃除が行き届いた霊園や墓地にも迷惑がかかります。
その場で食べてしまうのもマナー違反にはなりません。供養の気持ちをもって、故人と一緒にお墓でいただくのも良いかもしれません。
お墓参りタブー:ロウソクの火を息で吹き消す
――宗教上の問題でやってはいけない行為です!仏教の教えでは、口から出る人間の息は「穢れたものや不浄のもの」とされています。その人間の穢れた息でロウソクを吹き消す行為は、大変失礼で良しとされていません。
消す場合は、手のひらを上から下へあおって動かして消す。またロウソクの芯の一番下から親指と人差し指で撫でるように消すとよいでしょう。
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