新盆・初盆のマナー…服装・持ち物のよくある質問をQ&Aで紹介

新盆・初盆の服装・持ち物など、正しいマナーを知っておきましょう

新盆・初盆の服装・持ち物など、正しいマナーを知っておきましょう

一年に一度、亡くなった人の霊が家に戻ってくることをお盆(盂蘭盆会・うらぼんえ)といいます。宗派によって色々ですが、各家では、盆棚・精霊棚(しょうりょうだな)を作り、迎え火をたいて、お迎えするのが慣わしです。

また、その年に亡くなった人が初めて迎えるお盆のことを新盆、または初盆といい、特に丁寧に供養をします。親戚や故人と親しかった方を招き、お寺さんに来ていただき、お経を上げて供養をしてもらいます。

新盆・初盆には、提灯や「御仏前」として現金や供物をいただくことがあります。

今回は、新盆・初盆を迎える側、招かれた側それぞれに対しての、よくある質問にQ&A形式で答えてみました。

※新盆・初盆については「新盆・初盆を迎える準備 香典やお布施について」の記事もご参考ください。

 

新盆・初盆についてQ&Aインデックス

■新盆・初盆を迎える側として知っておきたいこと
  • 服装は?
  • 新盆・初盆の準備は?
  • 新盆・初盆のお布施は?
  • 白い提灯は毎年飾る?
  • 四十九日の忌明けより前にお盆を迎える場合は?
  • 新盆・初盆で提灯や「御仏前」として現金や供物を頂いた時のお返しは?
  • 親戚から「御仏前」が届いたので、どんなお礼を贈ればいい?
  • 神式の新盆・初盆もあるのですか?
■ 新盆・初盆に招かれた側として知っておきたいこと
  • 服装は?
  • 新盆・初盆には提灯を贈る?
  • よばれたときの表書きは?
  • 新盆・初盆に招かれた時の挨拶の言葉は?
 

新盆・初盆を迎える側のマナー:服装や贈り物など

新盆・初盆について、事前に供養の仕方やその準備などをしっかり把握しておきましょう

新盆・初盆について、事前に供養の仕方やその準備などをしっかり把握しておきましょう

新盆・初盆は、忌明け後に初めて迎えるお盆です。 事前に供養の仕方やその準備などをしっかり把握しておくと安心ですね。

Q:服装は?

A:主催者は、招かれた側よりも軽い服装をしてはいけないルールがあります。一般的に三回忌まで葬儀の時と同じようにブラックアンサンブル、ワンピースなどのきちんとした喪服を着ます。ですが暑い時期ですので、年配の方などは体調を考え、ゆったりしたものや体温調整のしやすい地味目な服装でもよいでしょう。

Q:新盆・初盆の準備とは?

A:基本的には普段迎えるお盆と大きく変わりません。しかし、亡くなった人が初めて家に戻ってきますので、丁寧に行いたいものです。新盆・初盆にかぎっては、親戚や知人・友人たちを招いて法要を行います。

準備の仕方は、宗派によって違います。菩提寺の僧侶の方に聞かれたほうがよいでしょう。ただ、お盆の時期、僧侶の方は忙しいので、連絡は早めにしてくださいね。

Q:新盆・初盆のお布施は?

A:表書きは[御布施」。新盆・初盆の場合は、1万円から3万円です。(普段のお盆の場合は3千円から1万円ぐらい)地方や宗派によってさまざまでですので、詳しい方に聞いてくださいね。

※お布施はあくまでもご用意される方の生活レベルやお寺さんに対しての考えによっても違いがあり、お布施の金額が高い、安いか、または同じ金額でもその方の生活レベルやお金に対する感覚は、人それぞれ違うものだと私は思っています。

Q:白い提灯は毎年飾る?

A:新盆・初盆には、白い無地の提灯を使いますが、これは新盆の時だけしか使えないので、最近では絵柄のついた提灯を始めから用意する場合が多くなっています。これだと毎年お盆にお飾りできます。

【新盆・初盆を迎える側のマナー】 最近は絵柄のついた提灯を始めから用意する場合も多い。

最近は絵柄のついた提灯を始めから用意する場合も多いです


Q:四十九日の忌明けより前にお盆を迎える場合は?

A:住まわれている地域の習慣もありますが、一般的には、四十九日の忌明けより前にお盆を迎えた時は翌年が新盆になります。

Q:新盆・初盆で提灯や「御仏前」として現金や供物をいただいたときのお返しは?

A:お礼の挨拶、礼状だけでお返しは不要ですが、「志」として品物を送ってもよいかと思います。

Q:親戚から「御仏前」が届いた場合、どんなお礼を送ればいい?

A:品物でお返しをする場合は、香典返しのように日常生活での消耗品が一般的です。たとえば、タオル類やシーツ、お茶、せっけん、砂糖など。表書きは「粗供養」「志」。

Q:神式の新盆・初盆もあるのですか?

A:一般的には神式も仏式も同じです。神式では「新盆の御霊祭」といい、1年目を「一年祭」、3年後を「三年祭」をおこないます。神式も仏式も供養する気持ちは同じです。
 

新盆・初盆に招かれた側のマナー:服装や挨拶の言葉など

新盆・初盆に招かれても、事前にきちんと対応できるようにしたいものです。
 

Q:服装は?

A:葬儀の時と同じ喪服を着たほうがよいでしょう。しかし暑い時期なので、濃いネイビー、グレー、ダークグレーなど落ち着いたスーツやワンピースなどの略式礼装でもかまいません。
 

Q:新盆・初盆には提灯を贈る?

A:亡くなった方の近い親族は、新盆・初盆には盆提灯を送るしきたりがあります。しかし最近は住宅事情などから飾らないところも増えていますので、先方に聞いてから送るとよいでしょう。不祝儀袋に「御提灯代」の表書きでお金を包むこともあります。

Q:よばれたときの表書きは?

A:仏式の場合は「御仏前」「御供物料」品物の場合は「供物」など。

【新盆・初盆に招かれた側のマナー】表書き、仏式の場合は「御仏前」「御供物料」で

表書き、仏式の場合は「御仏前」「御供物料」で


Q:新盆・初盆に招かれた時の挨拶の言葉は?

A:「このたびは亡き○○さんの新盆の供養にお招きいただきありがとうございます。」など、こんなご挨拶はいかがですか。


いかがでしたか? 正しいマナーを身に付けて、いつでもすぐに対応できるように心がけてくださいね。

もうすぐ、お盆を迎えます。年に一度、ご先祖様の霊が懐かしい我が家へと帰ってきます。 普段、お墓参りになかなか行けない方も日頃の感謝の気持ちを伝えられるいい機会です。ご家族でゆっくりとご先祖様のおもてなしをしてあげてください。

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