しかし、家庭カレーのほとんどは、ごはんに合う、かつ食べやすい味にするために小麦粉や砂糖が多く入った市販ルーを使うのがスタンダード。そのため、どうしても糖質が高くなり、さらにごはんもたくさん食べてしまうので太りやすくなってしまうんです。今回は、ダイエット中でも安心なレトルトカレーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。
無印良品のレトルトシリーズで素材とスパイスのパワーを
ダイエットにおすすめなのが、お店顔負けの世界各国の本格的なカレーが味わえる! と人気の無印カレー。本格的な無印のレトルトカレーシリーズは、ルーを使わず原材料から作るので、糖質が全体的に控えめ。代謝を高めるハーブやスパイスがふんだんに使われており、脂肪燃焼効果もアップします。また、「カレーあるある」の「作りすぎ・食べすぎ」も防ぐことができるので、家庭で作るカレーよりもダイエット向きなんです。2020年2月に「素材を生かしたカレー」にリニューアルされ、より現地レシピに忠実なハーブを使うなどますます本格的に。健康効果もパワーアップしています。
■選び方のポイント1:サイズで選ぶ
少量にすれば、大好きなカレーを食べたい気持ちをガマンしなくてOK! 実は、カレーってそんなにたくさん食べなくても満足できると思いませんか? 小さめサイズを選び、本当に食べたいものを食べることで、ダイエットのストレスも上手にケアできますよ。小さめカレー バターチキン
一番人気の「バターチキン」。通常サイズはエネルギーも糖質も高めですが、このサイズならわずか120キロカロリー程度で糖質も7g以下。歯ごたえのある鶏肉とギーバターの濃厚な脂肪で、少量でも満足感を得ることができます。また、それほど辛くないので、ごはんも血糖値の急上昇を抑える雑穀おにぎり1個分でちょうどいいくらい。もう1品、サラダやピクルス、温野菜など簡単な野菜を加えればバランスのいいプレートに仕上がります。
DATA
無印良品┃小さめカレー バターチキン
内容量:90g
小さめカレー プラウンモイリー(海老のココナッツカレー)
海老の旨みとココナッツミルクの濃厚クリーミーカレーは、満足感が高いので小さめサイズ向き。クリーミー系カレーは、ごはんにかけるだけでなく、小ぶりなブランパンやクラッカーなどと食べるのもおすすめです。おかずの1品と考えれば、カロリーも糖質もOK。海老は低糖質低脂肪のおすすめタンパク質。また、体を温める食材なのでダイエット中にはうれしい食材です。スパイスと一緒に食べることで代謝をさらにアップ!
DATA
無印良品┃小さめカレー プラウンモイリー(海老のココナッツカレー)
内容量:90g
■選び方のポイント2:低糖質のタイカレーを選ぶ
糖質10g以下のシリーズも登場しましたが、さらさらとしたタイカレーはもともと小麦を使わない低糖質メニュー。タイカレーに欠かせない青唐辛子無印の「素材を生かしたカレー」シリーズは、「タイハーブ」を忠実に使用することで現地のカレーを再現しています。タイカレーに欠かせない青唐辛子や赤唐辛子。この辛味のもととなっているカプサイシンには、代謝をよくして体を温める効果があるため、血行促進・血流改善につながり、冷え性やむくみ改善にも効果的なんです。
素材を生かしたカレー ゲーンパー(森のカレー)
赤唐辛子、クラチャイダム、コブみかんの葉ペースト、スイートバジル、レモングラスなど代謝促進、デトックス効果のあるタイハーブがぎっしり。「森のカレー」らしくキノコがメインで、ココナッツミルクが入っていないので、ヘルシーなタイカレーの中でも低糖質低脂肪。ぶなしめじ、たけのこ、きくらげなどのきのこ類は、腸の調子を整えて免疫力を高める食物繊維が豊富、ストレス緩和にも働きます。ごろっと入った鶏肉は、疲労回復に欠かせない低脂肪高たんぱく食材。キノコやハーブの抗酸化ビタミンと一緒に食べることで吸収効率を高めます。
DATA
無印良品┃素材を生かしたカレー ゲーンパー(森のカレー)
内容量:180g
素材を生かしたカレー グリーン
リニューアルにより、青唐辛子とレモングラスに加えて、スイートバジル、カフィアライムリーフ(こぶみかんの葉)ペースト、クラチャイが仲間入り。ハーブが6種類になりました。血流改善や脂肪燃焼に加えて、アンチエイジングや美肌効果もアップ。食感の違うタケノコとフクロタケは噛むことでリラックス効果、また豊富なカリウムが夏場のむくみ予防にも◎DATA
無印良品┃素材を生かしたカレー グリーン
内容量:180g
■選び方のポイント3:食材で選ぶ
豆類や野菜などでダイエットに重要な食物繊維や抗酸化栄養素を複数チャージできるのもカレーのメリット。家庭ではなかなかできないメニューを選べるのもうれしいですよね。素材を生かしたカレー ダール(豆のカレー)
原料のトゥールダールの日本名はキマメで、 黄色いえんどう豆の皮をむき半分に割ったもの。エネルギーの代謝に関わるビタミンB1・B2が豊富に含まれています。食物繊維は枝豆の約1.5倍。ひよこ豆とともにダイエットに必須のタンパク質と塩分、カリウムを効率よく摂取できます。ダールカレーは糖質、タンパク質、脂質、ビタミンとそれだけでワンプレーととして成立できるバランス食。冷凍野菜などをレンチンして添えるとさらにヘルシーです。
DATA
無印良品┃素材を生かしたカレー ダール(豆のカレー)
内容量:180g
素材を生かしたカレー トマトのキーマ
抗酸化栄養素、リコピンたっぷりの3種類のトマトが主役の鶏ひき肉キーマカレー。リコピンは血糖値の急上昇をおさえるダイエット野菜。加熱して脂と摂取することで吸収率がぐんとアップし、パワーを発揮してくれます。またトマトに含まれるGABAにはリラックス効果があり、食べすぎ予防にも。酸味が効いているので、ごはんにかけるというよりもスープ感覚で食べるといいでしょう。
DATA
無印良品┃素材を生かしたカレー トマトのキーマ
内容量:180g
ダイエット中にどうしてもカレーが食べたくなったときは、この3つのポイントに気を付けることでより罪悪感のないものが選べます。“好きなものを食べたい”気持ちと上手に付き合える無印のカレーを探してみてくださいね!