31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は島田佳奈さん
「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、島田佳奈さんです
■島田佳奈さんプロフィール
今回の回答者:島田佳奈さん
モデル・OL・キャバ嬢・バイヤー・広告代理店・SE等多彩な経歴ののち、作家に転身。『人のオトコを奪る方法』『アラフォー独女の生きる道』他著作多数。奔放な恋愛経験と独自の恋愛観が好評。
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twitter:@shimadakana
お悩み:セックス中、私ばかりが頑張っている気がします
お悩み:セックス中、私ばかりが頑張っている気がします
最近、彼氏とのセックス中に私ばかりが頑張っている気がしています。
付き合った当初は、彼も頑張ってくれていた気がするのですが、半年たった今では、すぐに「攻め」の役割をバトンタッチしてきます。
おまけに彼は、私に触られている間も、ほとんど反応なし。「気持ちいい?」と聞くと「気持ちいいから続けて」と言われますが、こちらとしては、正直つまらないです。
私は触られたらなるべく反応して、2人の気分を盛り上げるために努力しているのに……。
日常生活は仲良く過ごしているので、別れるのももったいない気がします。でもこのまま、モヤモヤするセックスを続けるのも憂鬱です。何かいい対処法はあるでしょうか。
アドバイス1:彼氏が受け身=愛が足りないわけではない
アドバイス1:彼氏が受け身=愛が足りないわけではない
多くの女性は、恋愛に対して受け身になりがちです。「男性はリードするもの」という思い込みがあるのでしょう。
でもたいていの男性は、付き合った後まで男性がリードしなきゃいけないとは思っていないもの。だから男性は、付き合い始めると、相手を楽しませるよりも自分が楽しむことにも意識が向き、女性は「口説いていたころの熱心さはどこへ?」となりがちなんです。
でもね。恋愛は愛されるよりも、愛するほうが楽しいものですよ。まるさんには、それを実感してほしいなと思います。
アドバイス2:あの手この手を試せる相手がいるのは素敵なこと
なぜ「愛されるよりも、愛するほうが楽しい」のか。それは、「愛する」ことは、自分で主体的に楽しめることだからです。どれだけ「愛される」かは、自分ではコントロールできません。もちろん、愛されるように自分の行動を変えることはできますが、それで彼の行動や言動が思い通りに変化するとは限らないでしょう。
だからこそ、「愛される」ことにフォーカスすると、愛されようと頑張りすぎたり、愛が足りないポイントばかりが気になったりしてしまうんです。そしてそのうち、疲れた、つまらないと感じるようになります。
セックスのときも同じこと。相手からどれだけ「愛される」かよりも、自分がどれだけ「愛せる」かに意識を向けたほうが、ずっと建設的です。
そもそもセックスは、誰とでもできる行為ではありません。好きな男性が目の前にいて、「ここを触ったらどう反応するかな?」って好きなだけ試せる、それって素晴らしい状況じゃないですか。いろいろやって楽しんでみなきゃ、もったいない!
こうなったらもう、「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」の心意気です。あれこれ仕掛けてみて、彼の反応に変化がないか、よく観察してみてください。いろいろと試してみたら、きっと何らかの違いが出てくるはずですよ。
トライ&エラーを繰り返すなかで、「愛する」ことに楽しみを見出だせますように。応援しています!
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