お金の悩みを解決!マネープランクリニック/子どもが欲しいがお金のことが不安な人の悩み相談

28歳派遣社員、貯金520万円。主人42歳の年の差婚で、そろそろ子どもが欲しい

皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回のご相談者は、年の差婚をしてそろそろ子どもが欲しいと考えている20代の派遣社員の方です。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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派遣社員のまま出産した場合には、育休明けの復帰先が見つからない可能性も

皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回のご相談者は、年の差婚をしてそろそろ子どもが欲しいと考えている20代の派遣社員の方です。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください(相談は無料です)

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この貯金と収入で子どもを育てていけるか不安

この貯金と収入で子どもを育てていけるか不安



■相談者
花粉症さん
女性/会社員/28歳
関東/借家
 
■家族構成
夫(42歳)
 
■相談内容(原文ママ)
主人42歳、私28歳の年の差婚で、そろそろ子どもが欲しいと考えています。しかし、この貯金と収入で子どもを育てていけるか不安です。私はずっと正社員で働いていましたが、昨年から派遣社員として働いています。そのため収入も低く、昇給の見込みもありません。転職を考えることもありますが、子どもを産むにあたって、今後産休や育休を取ることを考えると、なかなか踏ん切りがつきません(転職すると、産休育休が取得可能になるまで、しばらく時間を要すると思われるため)。
 
今の派遣社員のまま出産する場合には、産休育休は取得可能な見込みではあるものの、育休明けの復帰先が見つからない可能性もあります。その場合は数年間、主人一馬力での生活になる可能性もあります。子どもを産んだ場合の想定としては、大学まですべて国公立を希望していますが、必要であれば塾には通わせてあげたいです。また、今は賃貸マンションに住んでいますが、将来的には中古でも構わないので一軒家かマンションを欲しいとも考えています。
 
以上、長々と書いてしまいましたが、派遣社員のまま出産して問題ないか、転職して収入をあげてから子どもを考えるべきか。生活の中でどんな点を見直すべきかなど、何かアドバイスをいただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。
 
■家計収支データ
 
 相談者「花粉症」さんの家計収支データ

 相談者「花粉症」さんの家計収支データ


■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使い道
貯蓄20万円、ボーナス月の飲食代4万円、妻小遣い4万円、あまりは主人の個人口座へ。主人の個人口座にいれている金額については、ある程度貯蓄に回っていると思います。ただし詳細は不明です。
 
(2)家計収支について
我が家では、財布はひとつにまとめておらず、それぞれが担当している支出があります。

(3)家族の小遣いについて
夫の小遣いの使い道/勤務先への交通費1万円、昼食代1万円、たばこ代1万円、その他友人との飲食代、美容院代、服飾代、クリーニング代など。あまった分については個人の貯蓄に回していると思います。
 
妻の小遣いの使い道/奨学金返済1万5000円、勤務先への交通費1万円、その他友人との飲食代、服飾費、美容院代など。収入が少なく、足りない場合は前月分のあまりなどから回しています。
※スーツの買い替え費用や結婚式への参加費用などもそれぞれのお小遣いから出しています。
 
(4)保険について
・夫:養老保険(詳細不明、満期受取金200万円)=毎月の保険料1万1000円
・妻:がん保険(終身保障、終身払い、入院1万円、通院給付金1万円、診断給付金100万円など)=毎月の保険料4000円
・妻:医療保険(終身保障、終身払い、入院1万円、その他手術、放射線給付金、入院一時金特約、通院特約など)=毎月の保険料5000円
※夫の養老保険は独身時代に入ったもので、医療保険・がん保険等には加入していません。保険の知識がないため、どんな保障のいくらくらいの保険に加入すべきかわかりません。
 
(5)貯蓄について
毎月10万円、ボーナス月(年2回)に追加で10万円。問題点として、帰省費用や家電代などを別に積み立てることができておらず、貯蓄から年に2回の帰省費用や家電の買い替え費用を出してしまっています。そのため、平均で計算すると、月々の貯蓄はもっと少なくなると思います。
 
 
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 子どもが生まれても、現在の収入がキープできれば大丈夫
アドバイス2 住宅購入は8年後を目標に。貯蓄ペース次第で
アドバイス3 家計・貯蓄などマネープランを夫婦で情報共有を
 
アドバイスの詳細はこちら>>
 
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