節約/通信費の節約

携帯から固定電話?それとも携帯から携帯?料金がより安いのは……

携帯から固定電話にかけるべきか、それとも携帯から携帯にかけるべきか。通話料金が安いのは一体どちらなのでしょうか。相手が会社や自宅にいることが分かっている場合、あなたは携帯から、相手の携帯に電話をかけますか、それとも固定電話にかけますか?

執筆者:大串 明弘

相手が会社や自宅にいることが分かっている場合、あなたは携帯電話から、相手の携帯電話に電話をかけますか、それとも固定電話にかけますか?通話料金が安いのはどっちなのでしょうか? 携帯電話を使うときの素朴な疑問にお答えします!

以前は携帯から固定電話が料金が安かった

携帯→携帯、携帯→固定どちらがお得?

携帯→携帯、携帯→固定どちらがお得?


電話会社によっても異なりますが、実は、少し前まで、携帯→携帯よりも携帯→固定の方が安いことが多々ありました。携帯→固定が安かったのは、料金プランが、全国一律料金ではなく、通話先によって料金体系が違っていたことが原因でした。NTTドコモの場合、現在は新料金プランに変わっていますが、旧料金プランを利用している人ならば、携帯→携帯よりも携帯→固定の方が安くなることが多いです。
 

今は原則どちらも同じ通話料金

NTTドコモの新料金プランや、au、ボーダフォンの場合はどうなのでしょうか?原則としては、どちらへかけても一緒です。ただし、一部のケースで例外があります。NTTドコモの場合、新料金プランならば、発信先・地域・時間帯にかかわらず一律料金になっているため、携帯→携帯でも携帯→固定でも通話料金は同額です。

auの場合、「コミコミデイタイム」、「コミコミデイタイムWIN」の料金プランを除いて、通話料金は同額です。左記の2料金プランを契約している場合は、相手がau電話だと、携帯→携帯の方が、携帯→固定よりも安くなります。ちなみに、相手がau以外の携帯電話ならば、同額になります。

ボーダフォンの場合、「ライトコールパック」、「ビジネスパック」、「ビジネスエコノミーパック」を除いて、通話料金は同額です。左記の3料金プランを契約している場合は、相手がボーダフォン電話だと、携帯→携帯の方が、携帯→固定よりも安くなります。ちなみに、相手がボーダフォン以外の携帯電話ならば、同額になります。

ただ、ボーダフォンの場合、他の料金プランの場合でも、土・日・祝日にボーダフォン電話への通話が5分を超えると、その後30分間通話料金が無料になるという「ハッピータイム2」という自動的用の割引サービスがありますので、土・日・祝日に5分以上の通話をするなら、ボーダフォン電話に通話すべきです。
 

相手が割引対象の場合は例外

上記は通常料金の場合です。通話先が何らかの割引対象になっている場合は、そちらの方が安いことが多いので気を付けて下さい。例えば、お母さんが自宅にいることがわかっている場合、お母さんと一緒に家族割引に加入しているのならば、自宅の固定電話にかけるよりも、お母さんの携帯電話にかけるほうが安くなるケースがほとんどです。また、相手の電話番号が指定割引に登録されていたりしたら、やはりそちらへの通話が最も安くなるケースが多いです。
 

携帯から固定電話の料金のほうが安いかは条件によって異なる

自分の料金プランや、割引サービス、通話する相手によって、携帯→携帯、携帯→固定どちらが安くなるかが異なってきます。よくかける通話先の場合、どちらがお得になるか、前もって調べておくと良いでしょう。ただ、いちいち、誰はどっちが得だとかいちいち覚えていられませんよね?そんな人は電話帳への登録時に工夫をすると良いでしょう。

多くの携帯電話では、電話帳の中に1人あたり複数の電話番号を登録することができます。電話番号1、電話番号2、などという項目があれば、電話番号1に安い方の電話番号を入れると、電話帳から呼び出した際にそちらが最初に出てくることが多いです。

携帯→固定が安くなる人は、固定電話の番号を最初に登録、携帯→携帯が安くなる人は、携帯電話の番号を最初に登録すれば、確実に安い方にかけることができるでしょう。ぜひ一度おためしあれ!

【関連記事】
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで節約対策の書籍をチェック!楽天市場で節約関連の書籍をチェック!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます