突撃取材!婚活男子のリアルな本音を聞いてみた(34歳・広告デザイナーの場合)
31歳からの恋愛相談室・特別企画「突撃取材!婚活男子のリアルな本音を聞いてみた」:34歳・広告デザイナーの場合
今回インタビューしたのは、けいごさん(34歳・独身・広告デザイナー)です。
■けいごさん(仮名)
34歳、独身。広告デザイナー。身長171センチ。埼玉県在住。柔和な雰囲気で、眼鏡とヒゲが似合う細身の男性。
■鷹ノ爪リリカさん
婚活ブロガー・マッチングアプリ芸人。ガチ婚活勢ならではのリアルで鋭いツイートで、婚活女子から圧倒的な支持を得ている。マッチングアプリ「Pairs」いいね総数1万人以上、「東カレデート」女性ランキング1位獲得、マッチングアプリで100人以上とデート経験あり。
Twitter:@ririka_rrk
Blog:鷹ノ爪リリカの婚活酷道
■編集Y
31歳、独身女性。主にマッチングアプリで婚活中。
マッチングアプリで見るのは「血液型」
マッチングアプリで見るのは「血液型」
けいご:初めて彼女ができたのが19歳くらいのときですね。その彼女とは、大学に入ってお別れしました。それ以来、そこそこの人数とお付き合いしてきました。大学のサークルだったり、職場だったり、自分のいるコミュニティ内で出会うことが多かった気がします。
今は、彼女いない歴半年くらいかな。
鷹ノ爪(以下、鷹ノ爪):マッチングアプリは、使ったことありますか?
けいご:使ったことありますよ。初めて使ったのは、3、4年前ですかね。アプリは「Omiai」だけです。それがきっかけで会った人数は、10人くらい。いい人がいれば会う、くらいの感じで利用していました。
鷹ノ爪:のんびりスタイルで利用されていたんですね。私は、1カ月で一気に20人と会って、その後すっぱり辞める!みたいな、短期集中型なんですよね。
けいご:男性って、女性に比べてマッチングする回数が少ないと思うんですよね。僕もそうだったから、一気に何人も!とはならなかったです。
鷹ノ爪:マッチングアプリで「いいね」する女性の基準はありますか?
けいご:写真はもちろん見ますけど、僕の場合は、プロフィールをよく読みますね。血液型とか。B型の人とは合わないので、そういう人は避けています。
鷹ノ爪:血液型!? そんなとこ見てるんだ!?
けいご:僕はけっこう打たれ弱いほうなので、はっきり物を言う女性が苦手なんですよね。B型の人って、そういう人が多い印象で。顔がどんなにタイプでも、無理かもしれないです。
鷹ノ爪:たしかにB型女子は強い印象ありますね。自分とは合わなそうな人をプロフィールの段階でスクリーニングするのは無駄なアポも減って効率いいかも。
婚約破棄と、まさかのカミングアウト
婚約破棄と、まさかのカミングアウト
けいご:ありますね。30歳を超えたあたりから、結婚したいと思うようになりました。きっかけは、絶対に結婚しないと思っていた友達が結婚したり、兄弟が結婚したりしたことかな。
鷹ノ爪:周りの人がどんどん結婚していくと、焦ったり寂しくなったりして結婚したくなるってパターンはよく聞きますね。
けいご:あとは、31、2くらいのときに付き合っていた彼女と婚約したものの、結局ダメになってしまって。そのときに、やっぱり結婚はしたいなと再確認しました。
鷹ノ爪:その彼女とは、なぜ婚約破棄に?
けいご:彼女がかなり、複雑な家庭環境育ちだったんです。お父さんがアルコール中毒だったり、弟さんが引きこもりだったり。僕は気にしていなかったけど、彼女はものすごく負い目に感じていたようで。
両家の挨拶も済ませて、どんどん話が現実的になっていくにつれ、彼女の中で不安や申し訳なさが膨らんでいったのか、鬱っぽくなってしまって。結果、いったん結婚は白紙にしたいと言われてしまいました。
編集Y:なんというか、ずいぶん極端ですね……。
けいご:僕が結婚を急かしすぎてしまったのかもしれないです。彼女の気持ちをもっと聞いてあげるべきだったなと、今になって思います。
鷹ノ爪:その彼女の後にも、付き合った人はいるんですよね。直近で付き合った人とも、結婚の話はしたんですか?
けいご:はい、もちろん。「Omiai」で出会った女性でした。お互いに結婚願望があったので、トントン拍子で進みましたね。で、付き合って3カ月で結婚して……。
鷹ノ爪・編集Y:えっ!どういうこと!? 結婚してたことがあるんですか!?
けいご:あ、はい(笑)。でも、半年前に離婚しているので。
というのも、結婚してすぐ、僕が病気になってしまったんです。向こうはすぐ子供がほしかったけど、僕は体調的に、それに応えられなくて。
でも、彼女は当時35歳だったから、とても焦っていたんですね。「すぐに妊活できないなら、結婚生活を続けるのは難しい」と言われて、結果的に半年で別れることになりました。
鷹ノ爪:体調は、もう大丈夫ですか?
けいご:はい、今はもう。でも当時は、いつ治るかわからない状態だったので、彼女は待てなかったんだと思います。ほんと、こんな不幸なことあるのか……って落ち込みましたよ。
病気で弱っていたときに、彼女に「結婚したことを後悔しているかも」って、漏らしちゃったことがあって。それもかなり、よくなかったんだろうなと。彼女はその一言が、相当ショックだったみたいです。そもそも、知り合ってから1年にも満たない者同士だったので、信頼の貯金がなかったんですよね。だから、関係を修復できなかった。
鷹ノ爪:うわ~、まぁまぁインパクトある言葉吐きましたね。自分との結婚を後悔してる人と生涯暮らすなんて私も絶対ムリだわ。
「恋人探し」ではなく「婚活」目的でマッチングアプリを活用
「恋人探し」ではなく「婚活」目的でマッチングアプリを活用
けいご:はい。離婚のショックが残っているので、まだあまり積極的になれない自分もいますが、それでも再婚したいという思いはあるので。少しずつ前に進まなきゃって思って、「Omiai」で婚活しています。もう少し元気になったら、婚活パーティーとかにも行きたいですね。
鷹ノ爪:ちなみに「Omiai」では、離婚経験ありということをオープンにしていますか?
けいご:それは……していないです。迷っているんですけどね。とりあえず、既婚未婚の欄は未記入にしています。
鷹ノ爪:アプリって、そうやって隠したいところは隠せちゃうからな~。はっきり未婚って書いていない人は、もしかしたら……って思っておいたほうがよさそう。
編集Y:けいごさんが結婚したい理由って、何なんですか?
けいご:やっぱり、1人でいると寂しいからですね。
鷹ノ爪:マッチングアプリを使うときって、本命と遊びを分けて探したりしていますか?
けいご:いや、僕は遊びで探すことはないですね。
鷹ノ爪:本当に真面目に婚活されてるんですね。
編集Y:……ちょっといいですか? それって本当ですか?
鷹ノ爪:Yさん、どうしました?